TRC-ADEACの太田亮子が寄稿した書籍 『デジタルアーカイブ・ベーシックス 5 新しい産業創造へ』が出版されました
2021年5月31日(月)勉誠出版から、TRC-ADEACの太田亮子が寄稿した書籍 『デジタルアーカイブ・ベーシックス 5 新しい産業創造へ』が出版されました。
紹介
日本の企業はデジタルアーカイブをどのように利活用し、それをビジネスに昇華しているのか?
先進的な企業の取組みを紹介することで、産業におけるデジタルアーカイブの可能性を探る。
「デジタルアーカイブ・ベーシックス」全5巻、ここに完結!
太田亮子が執筆した章:
「デジタルアーカイブを活用した自治体史編さん事業の提案」
①執筆・編さんの効率化②編さん資料の市民への提供③編さん事業への市民参加④持続可能な編さん事業 を実現する「デジタルアーカイブを活用した自治体史編さん」を、先行事例を紹介しながら提案する。
『デジタルアーカイブ・ベーシックス 5 新しい産業創造へ』
- 価格:2,750円(本体2,500円+税)
- 著者:時実 象一(監修)、久永 一郎(責任編集)
- 出版社:勉誠出版
目次
- はしがき 時実象一
- 序論 デジタル技術とデジタルアーカイブ産業の可能性 島裕(日本経済研究所)
- 第1部 デジタルアーカイブの活用
- 第1章 世界のビジネス・アーカイブズ概観 松崎裕子(公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センター)
- 第2章 ポーラ文化研究所における文化資産の展開―「化粧文化データベース」を中心に 川上博子(ポーラ文化研究所)
- 第3章 美術と歴史の分野における画像ライセンスビジネス 國谷泰道(DNPアートコミュニケーションズ)
- 第4章 フィジカルからデータにいたるコンテンツアーカイブの課題とビジネス展開 緒方靖弘(寺田倉庫 アーカイブ事業グループ)
- 第2部 デジタルアーカイブ産業を支える技術革新
- 第5章 情報システム開発の視点から見る日本のデジタルアーカイブ技術の水準 川嶌健一(NTTデータ)
- 第6章 座談会 デジタルアーカイブ技術開発の動向 大向一輝(東京大学)・肥田康(堀内カラーアーカイブサポートセンター)・手嶋毅(大日本印刷株式会社 アートコミュニケーションズ OB) (司会)岡本真(ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG))
- 第7章 アートの世界を変えるブロックチェーン 太田圭亮(スタートバーン株式会社)
- 第3部 デジタルアーカイブ産業の兆し
- 第8章 「デジタルアーカイブ産業」の萌芽と期待 夛屋早百合・小林慎太郎(野村総研 ICT/サービス産業)
- 第9章 デジタルアーカイブを活用した自治体史編さん事業の提案 太田亮子(TRC-ADEAC)
- 第10章 映像保存の現在地とこれから―変わりゆくデジタル化技術・長期保存メディア・制度を見つめて 藤原理子(IMAGICA Lab フィルム・アーカイブ事業本部)
- 第11章 気象ソリューションで世界企業に 安部大介(株式会社ウェザーニュース)
- あとがき 久永一郎
- 執筆者一覧
- 関連リンク
掲載:2021.06.25