当社は1979年創立以来、「図書館」と「図書館にかかわる人」そして「利用するすべての人」に対する新しいサービスを提供してまいりました。

TRC MARCは、日本の公共図書館のスタンダードデータベースとして高いシェアを誇ります。それに伴う本の納入・装備についても、ご注文から5日以内でお客さまに出せるシステムを整え、利便性を高めております。

1996年から始まった図書館運営受託業務により、さらにお客さまに近い存在になったのではないかと感じます。現在では全国550館以上の図書館にて当社スタッフが司書、図書館員として働いており、「知の伴走者」として活躍しています。
しかし、2020年からのCOVID-19は図書館の在り方も一変させました。来館しなくても、図書館の資料や情報を活用できる仕組みづくりや、地域コミュニティの発展など、図書館が担う役割も変わってきています。さらに、AI技術は情報検索や情報提供にも画期的な革新をもたらすはずです。
図書館の現場から生まれる課題はすなわち社会の課題であると認識し、図書館で解決する、図書館から解決する道筋を見つけてまいりたいと思います。