誰もが感じる「不思議だな」という気持ち。その不思議を、図書館を活用して追究するのが「図書館を使った調べる学習」です。
図書館を使って調べることは、テーマによっては時間も手間もかかります。しかし自分自身の力で、また調べ方のレクチャーを受けながら、知りたいことがわかってきたら、とても嬉しいものです。その調べた課程を含め「知る喜び」を人に伝え、発表する場として「図書館を使った調べる学習コンクール®」(公益財団法人図書館振興財団主催)があります。
第27回結果発表についてはこちら(図書館を使った調べる学習コンクール)をご覧ください。
図書館を使って調べることは、テーマによっては時間も手間もかかります。しかし自分自身の力で、また調べ方のレクチャーを受けながら、知りたいことがわかってきたら、とても嬉しいものです。その調べた課程を含め「知る喜び」を人に伝え、発表する場として「図書館を使った調べる学習コンクール®」(公益財団法人図書館振興財団主催)があります。
第27回結果発表についてはこちら(図書館を使った調べる学習コンクール)をご覧ください。
内容
調べる過程のなかで、図書館の資料を活用していれば、テーマのジャンルは問いません。
調べ方がわからない、資料の探し方がわからない……、そんなときは図書館のカウンターへお気軽にご相談ください。
調べ方がわからない、資料の探し方がわからない……、そんなときは図書館のカウンターへお気軽にご相談ください。
背景として
図書館は、無料で新刊が借りられる、だけの施設ではありません。TRCは図書館を「人類の英知を未来へと生かす知識と情報の宝庫」と考え、図書館本来の「調べる」機能をもっと多くの方々に活用していただきたいと考えています。
また、2012年度からの「学習指導要領」でも「自ら調べ、自ら考える」ことの重要さがうたわれています。
さらに、東京大学大学院教育学研究科の根本彰教授による図書館を使った調べる学習コンクールの効果を総合的に分析した研究も発表され、書籍化(根本彰『探究学習と図書館 調べる学習コンクールがもたらす効果』学文社、2012)されました。その研究について、根本教授にインタビューした記事はこちら(PDF:4.1MB)をご覧ください。(NPO「図書館の学校」機関誌『あうる』2011年2+3月号(No.99)より)
展望
全国コンクールだけでなく、全国各地の自治体で、「地域コンクール」が開催されています。この「地域コンクール」開催に参加する自治体は年々増えております。
第25回(2022年度)には38都道府県、151の地域で開催されました。
TRCは「図書館を使った調べる学習コンクール」を応援しています。
第1回(1997年)開催時から、TRCは後援団体として、コンクール開催を応援しています。
運営受託をお受けする図書館の多くで、この「図書館を使った調べる学習」を推進しており、子ども向け、大人向けの各種講座を開催したり、随時相談に応じています。地域コンクールから出品された作品が全国コンクールで入賞すると、地域の励みとなりさらに取り組みの輪が広がるケースがあります。
「図書館を使った調べる学習コンクール®」について、詳細はこちらをご覧ください。主催:公益財団法人 図書館振興財団 後援:文部科学省、観光庁ほか