TRC データ部ログの和装本関係の記事が書籍化、11/12発売『図書館のための和漢古書目録法入門』

2012年ごろから、「データ部ログ」に和装本関係の記事をいくつか書かせていただきましたが、和漢古書の書誌記述について言及すべきことが一定の内容量になりましたので、このたび一冊の本として出させていただくことになりました。
『図書館のための和漢古書目録法入門』というタイトルで、株式会社樹村房より2019年11月12日に刊行されます。
図書館等で関連する実作業に従事している方たちにとって、多少とも参考になるものになればと願っております。
学術情報ソリューション(AS) 伊藤洪二
※第21回図書館総合展で販売!※
2019年11月12日よりパシフィコ横浜にて開催される『第21回図書館総合展』にて『図書館のための和漢古書目録法入門』を割引販売いたします。出版社ブースゾーン樹村房ブースに足をお運びください。
目次
- 第1章 「和装」「和本」「和書」
- 第2章 タイトルと情報源
- 第3章 書誌的巻数と巻冊次
- 第4章 責任表示
- 第5章 出版事項(1)――情報源と刊・印・修・覆
- 第6章 出版事項(2)――出版地・出版者・出版年
- 第7章 出版事項(附)――書写資料とさまざまな「刊本」
- 第8章 装丁と丁数・大きさ
- 第9章 保管容器と形態注記
- 第10章 アイテムレベルの注記
- 第11章 四部分類とシリーズ
- 第12章 特殊な資料
- 第13章 和漢古書の書誌作成単位
- 第14章 和漢古書目録作成における漢字入力
- 図書案内―より詳しい知識を得るために
- 関連リンク
掲載:2019.11.11