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展覧会開催 spoken words project「本の服のスタディ」@東根市公益文化施設まなびあテラス

まなびあテラスは図書館・美術館・市民活動支援センターからなる複合館で昨年11月に山形県東根市に開館しました。
2017年6月3日(土)~7月9日(日)まで、本にまつわるファブリックアイテムの展覧会「本の服のスタディ」を開催中です。
展覧会開催 spoken words project「本の服のスタディ」@東根市公益文化施設まなびあテラス
Photo: Isao Negishi
展覧会開催 spoken words project「本の服のスタディ」@東根市公益文化施設まなびあテラス
Photo: Isao Negishi

概要

展覧会開催 spoken words project「本の服のスタディ」@東根市公益文化施設まなびあテラス

ファストファッションがグローバル市場を席巻し、世界中の都市で皆が同じ服を買い、同じように着こなし、着捨てていく現在、〈わたしが暮らす町〉の美意識や文化を反映させたオーダーメイドの服づくりを、あえてローカルから問い直し、復権させることは可能だろうか?

本企画はそのようなローカル×ファッションの可能性を、「spoken words project」デザイナーの飛田正浩氏とともに探りながら、美術館であり図書館でもある「まなびあテラス」周辺の田園風景や人々との交わりから、様々なスポークン的〈本の服〉を試作するプロジェクトです。

雪を冠した山々を背景に桜が咲く山形の4月下旬、飛田氏の服づくりは、地元の学生や主婦らと30メートルの白い布地にパターンを手刷りする工程からはじまりました。展覧会「本の服のスタディ」は、まなびあテラスのアトリエで、8日間にわたって現地制作したテキスタイルを素材に、ブックカバー、ブックトートバッグ、本の仕事をする人のためのユニフォームなどをデザイン・縫製し、制作プロセスのドキュメントムービーとともに展示発表いたします。

「spoken words」(=朗読する/唄を歌う)をその名に冠したファッションブランドが、果樹の町の図書館でつくった〈本の服〉たちは、どんな物語や風景を紡ぎ出すでしょうか。ぜひ会場で頁をひらいてご覧ください。

※展示作品はご購入可能ですが、品物のお渡しは展覧会会期終了後となります。

会期2017年6月3日(土)~7月9日(日)
会場まなびあテラス特別展示室
主催まなびあテラス
開館時間9:00~18:00(第2・第4月曜休館)※入場無料
企画・プロデュース宮本武典(まなびあテラス芸術アドバイザー/東北芸術工科大学准教授)
現地制作サポート東北芸術工科大学学生有志(半澤青空、鑓水眞愛、中村綾恵、冨永知沙)、鈴木淑子、伊藤迪子、森谷功、高橋恵里子、平由美子、大沼美智子、押野篤子、滝口あかり、鈴木公人、手塚真世
ムービー岩崎孝正
宣伝美術梅木駿佑(UMEKI DESGIN STUDIO)
協力Atelier of spoken words project、NHKプラネット、東北芸術工科大学、アートエッグ

※展覧会について、さらに詳しい情報はこちらをご覧ください。

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掲載:2017.06.21