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2017年1月27日(金)あかし市民図書館が移転・リニューアルオープンしました
あかし市民図書館入口
あかし市民図書館・館内
あかし市民図書館移転・リニューアルオープンの経緯
2017年1月27日(金)10時より、あかし市民図書館が移転・リニューアルオープンしました。
明石市立図書館は、昭和22年の市役所内市民文庫から生まれました。昭和49年7月には明石城跡を整備した明石公園に図書館建物が竣工され、兵庫県立図書館と同時に開館しました。平成27年からは図書館流通センターでの指定管理者運営がスタートしています。
明石公園内の旧明石市立図書館外観
旧図書館の様子
この度の明石駅前再開発にともない、明石市立図書館も駅前再開発ビルへの移転が決まり、平成28年10月より休館し、引っ越し準備を重ねていました。
新しく建築された明石駅前南口の複合施設『パピオスあかし』には、4階にあるあかし市民図書館のほかに、あかし子育て支援センター・一時保育ルーム(いずれも5階)・あかし総合窓口(明石市の行政窓口)・こども健康センター(いずれも6階)が配置されています。また、2階にジュンク堂書店が同日に開店した結果、4階にあるあかし市民図書館、5階にあるこども図書館、2階のジュンク堂を合わせると、100万冊以上の本が集まる『日本一の本のビル(※)』が明石駅前に誕生したことになります。(※図書館と大型書店が入る複合ビル内の収蔵能力が100万冊以上になり日本一の“本のビル“になります/明石市調べ)その他1~3階には飲食や物販、クリニックなどの各種商業施設がオープンしています。
商業施設・公共施設が明石駅前1ヵ所に集約され、明石市民の生活利便性は飛躍的に高まりました。
マンション、複合施設が一体となったパピオスあかし
明石駅からペデストリアンデッキで直結
明石駅前再開発ビル グランドオープン記念セレモニーの様子
2017年1月27日のオープンにあわせ、『パピオスあかし』2階のあかし市民広場で「明石駅前再開発ビル グランドオープン記念セレモニー」が執り行われました。あかし市民広場には来賓、関係者とともに多くの市民がセレモニーに参加し、220インチの大きな液晶ビジョンを見つめていました。
セレモニーでは明石市出身の毎日放送(MBS)アナウンサー、豊崎 由里絵さんが進行をつとめ、開式の言葉を述べられました。豊崎さんは幼少のころから週末のたびに明石市立図書館を訪れ、毎週決まった冊数を借りて帰り、読書をする習慣が身についたそうです。新しい図書館ができ、貸出冊数も20冊までと大幅に増加したことに感嘆の声をあげておられました。
オープニングセレモニースタート
220インチ液晶ビジョンで遠くの方にもはっきり
次に泉房穂明石市長が挨拶をされ、「本のまち明石」を目指す意気込みを語られました。泉市長は自宅の壁をすべて本棚にする長年の夢があり、自宅を竣工した際にその夢を叶えられたそうで、「本に囲まれた暮し」の素晴らしさを述べられたのち、『パピオスあかし』のあかし市民図書館やジュンク堂の蔵書によって、明石市民の皆さんにも本に囲まれた暮しを体感してほしいと語られました。
引き続き明石市議会の深山昌明議長が挨拶され、これまでの明石市立図書館に比べ、あかし市民図書館は本の冊数2倍、延床面積が4倍になったと新図書館の特徴をご紹介いただきました。
泉房穂明石市長
明石市議会 深山昌明議長
来賓の紹介と祝電の披露を行ったのち、明石市役所職員の山畑さんによる絵本『おかあさん大好きだよ』の朗読が行われました。
220インチ液晶ビジョンに映し出された『おかあさん大好きだよ』の絵と山畑さんの素晴らしい朗読に、セレモニーに招待された明石市内幼稚園の児童さんたちも真剣に見入っていました。
明石市役所職員の山畑さん
朗読に聞き入る児童たち
朗読の後は、あかし市民図書館名誉館長にご就任いただいた東京大学前総長の濱田純一氏へ、泉市長による名誉館長委嘱式が執り行われました。濱田氏は明石市のご出身で、ご自身の明石への思いを語られました。
委嘱式のあとは井戸敏三兵庫県知事よりご挨拶をいただきました。井戸兵庫県知事は『パピオスあかし』が新しい市の象徴になるだろう、と新複合施設への期待をお話しいただき、これまでの図書館に比べ、本の冊数2倍、図書館延床面積を4倍と大幅に拡張したあかし市民図書館の設置を決めたことについて「市長の英断だ」と図書館へお褒めの言葉をいただきました。
東京大学前総長の濱田純一氏へ名誉館長委嘱式
井戸敏三兵庫県知事を見つめるセレモニー参加者
最後に、井戸兵庫県知事、泉市長、深山議長、濱田名誉館長と株式会社丸善ジュンク堂堂書店代表取締役社長の工藤恭孝氏、明石市の幼稚園児8名の計13名によるくす玉割りが執り行われました。
13名でせーの!
無事くす玉が割れました
あかし市民図書館の特徴
- 自動貸出機、読書手帳機の設置
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自動貸出機
読書手帳機
自動貸出機(こども用)
読書手帳機(こども用)泉明石市長、井戸兵庫県知事に自動貸出機をご視察いただきました
- ふるさと資料コーナー、電子閲覧室の設置
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明石市電子図書館や
各種データベース閲覧エリア
明石に関する資料、
明石に関わる資料のエリア
- ラウンジ、サービスタワーの設置
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専用ラウンジではコーヒーを飲みながら読書ができます。サービスタワーではドリンクの販売を行っています。
オープン日も多くの方に
利用いただきました
明石城が目の前の
素晴らしいロケーション
- 音と香り、書籍消毒機
- デジタルアーカイブシステムADEAC(アデアック)、電子図書館サービスもスタート
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あかし市民図書館 施設概要
住所 | 673-8567 兵庫県明石市大明石町一丁目6番1号 パピオスあかし4F |
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面積 | 4,105㎡(図書館部分) パピオスあかし延床面積 37,687㎡ |
蔵書冊数 | 最大60万冊蔵書可能(開館時約37万冊) |
開館時間 | 平日10:00~21:00 土日祝日10:00~19:00 |
休館日 | 毎月第3火曜、年末年始、長期整理日 |
指定管理者 | 図書館流通センター |
掲載:2017.02.03