摂津市民図書館では8月28日から30日の3日間、さわるえほんの会「つみき」のみなさんのご協力をいただき、さわるえほんの展示、読み聞かせ、制作体験イベントを行いました。

さわるえほんの会「つみき」さんは、1976年の設立から「さわるえほん」を制作し、関西を中心にたくさんのイベントで「さわるえほん」の普及活動を続けていらっしゃいます。

展示は今年4月にレイアウト変更を行った1階カウンター前で、読み聞かせはえほんコーナーとオープンスペースで行ったお蔭で延べ400人を超える参加者がありました。

制作体験では、えほんの「だるまさんが」のだるまさんを作りました。
参加者は針と糸の使える方ならと呼びかけたところ、幼児からご年配の方まで幅広い年代の方がご参加くださいました。
お隣の方同士、わいわいとにぎやかに制作が進みました。
最後は、参加者全員で作品と共に記念写真を行いました。

当日は、社会福祉協議会の方の参加、市の広報課の取材や市会議員さんの突然の見学もありました。

今回の企画をとおして視覚障がいの子どもにとって、えほんの世界に触れることのできるものとして、さわるえほんを広く皆さんに知っていただくことができました。

摂津市民図書館では今後、マルチメディアデイジー体験会や支援学校への出張おはなし会、手話のおはなし会など順次開催の予定です。
だれにも優しい図書館として、がんばります。

また、新しく開設したコカ・コーラ自販機設置の「読書ラウンジ」でもイベントを計画しています。

お近くにおいでの際は、是非ともお立ち寄り下さい。
スタッフ一同、大歓迎でお待ちしております。

報告：2015年8月31日
摂津市民図書館　桒田　智代（くわた　ともよ）

さわるえほんの会「つみき」さんのホームページはこちら