F 株式会社図書館流通センター(TRC) || スタッフインタビュー
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きっかけは
ヨーロッパ放浪旅

K.Mさん  入社10年目

――入社のきっかけは?
学生時代、英米児童文学を学んでいて、出版社や本屋など、本に囲まれる仕事を考えていました。作家の聖地巡礼も兼ねて一か月ヨーロッパへ放浪旅行に行ったとき、デンマークの田舎町で小さな図書館へ行ったんです。そこで地元の子どもたちが自分で描いた絵を飾りに来ているのを見かけて、なんだかそれがとても印象に残って。帰国してすぐ大学の講習を申し込んで司書資格を取り、ネットで求人を見つけてTRCに入社しました。

カウンターもイベントも
オールマイティに

――実際に図書館で働いてみてどうでしたか?
司書課程で勉強するのと、実際の現場で働くのとでは多くの違いがありました。初めて担当した業務では本の装備などの手作業も多く、先輩に教えてもらいながら覚えていくうちに、「Mさんに聞けば大丈夫」と周りからも頼りにしてもらえるようになりました。

配属先をいくつか異動したことで、地域や規模の違う図書館を経験できたことも良かったです。大人数のスタッフがいる館では、役割分担することでそれぞれの専門性を磨けました。逆に人数の限られた図書館では、カウンター業務だけでなく、イベントの企画などオールマイティに動けるようになったと思います。

図書館でイベントを
することの意味

――仕事のやりがいや楽しさは何ですか?
イベントなどを実施したときのアンケートに「楽しかった」と書かれているとやっぱりうれしいですね。参加している方の表情を見て、あ、上手くいったなと感じると、やってよかったと思います。

何でもかんでもイベントをやればいいという訳ではなく、図書館で実施する意味を考えることも大切です。以前、お酒の試飲会をしたことがあるのですが、当然「図書館でお酒を飲むなんて」という見方もありますよね。でもそれは、その地域で有名な酒造が、地元のお米で作ったお酒でした。地域の産物や、地産地消という考え方に触れる良い機会になったんじゃないかなと思います。

働く図書館に愛着を
持ってもらいたい

――現在はチーフをされていますが、お仕事について教えてください。
スタッフとして経験を積み、初めてサブチーフになったときは館の中でもかなり若かったのですが、フラットな関係で、何でも相談することができました。当時お世話になっていた館長は、アイデアを出すと信頼して任せてくれる人。それでいて、間違いはきちんと指摘してくれる「身近な上司」という存在でした。

今は新しく受託の始まった図書館でチーフを担っています。図書館で働くのが初めてというスタッフも多いので、まずは自分が働く館に愛着を持ってもらいたい、と思っています。責任者になると、時には言いにくいを言わなければならないこともありますが、これまで自分が出会った上司たちを思い出しながら、どんな言葉で伝えるかなど、自分なりに工夫をしています。

本好きであることよりも大事なことは……

――図書館の仕事はどんな人に向いていると思いますか?
もちろん本が好きな人は多いですし、好きに越したことはないのですが、それ以上に、人が好きであることが大事だと思います。図書館は誰もが使える公共サービスなので、いろんな人が来る場所。自分はコンビニでアルバイトをしていたことがあるのですが、その時の経験が役に立つこともあります。相手の話をよく聞くことが大切ですね。あと、本に限らず、いろんな知識や経験を活かせる仕事だと思います!

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