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プレスリリース

令和8年(2026年)09月18日

図書館総合展2026@パシフィコ横浜(10/20~)でプロトタイプ実機・初公開! 図書館流通センター、電動移動図書館車
「e-LiBOON」を開発

株式会社図書館流通センター(代表取締役社長:菅野 耕一、以下「TRC」)は、電気自動車をベースとした新しい電動移動図書館車「e-LiBOON」(イーリブーン)を開発しました。e-LiBOONは、日野自動車株式会社の小型BEVトラック「日野デュトロ Z EV」をベース車両として採用し、移動図書館として必要な書架や設備、利用者が立ち入ることのできる車内空間を備えた電動移動図書館車です。
e-LiBOONのプロトタイプ実機を、2026年10月20日(火)から22日(木)までパシフィコ横浜で開催される「図書館総合展2026」のTRCブースにて初公開する予定です。

開発中のe-LiBOON
開発中のe-LiBOON
ベースとなる日野デュトロ Z EV
ベースとなる「日野デュトロ Z EV」

※写真提供:日野自動車㈱

電動移動図書館車「e-LiBOON」
開発の経緯

TRCでは、公共図書館への来館が難しい方々にも図書館サービスを届けるアウトリーチサービスの一環として、2022年から軽自動車ベースの移動図書館車「LiBOON(リブーン)」を展開してきました。その後、全国各地で導入が進み、2026年度末には累計販売台数が72台に達する見込みです。
一方で、各自治体では脱炭素社会の実現に向けた取り組みが進み、公用車の電動化も重要な課題となっています。こうした社会環境の変化を受け、TRCは電動移動図書館車「e-LiBOON」の開発を進めました。
e-LiBOONは、LiBOONで培った経験とノウハウを生かしながら、電動化による環境負荷の低減を実現するとともに、超低床・ウォークスルー構造を活用した新たな車内空間を創出しています。これにより、移動図書館サービスのさらなる可能性を広げ、より多くの方々へ読書と学びの機会を届けることを目指しています。

電動移動図書館車「e-LiBOON」の
主な特徴

1.電気で走る、環境に配慮した移動図書館車
ベース車両の日野自動車の「日野デュトロ Z EV」は、モーターのみで走行するBEV(バッテリー電気自動車)で、走行時に排出ガスやCO2を排出しないゼロエミッション車です。市街地や住宅地を巡回する移動図書館車として、環境負荷の低減に加え、EVならではの静粛性を生かした運用が期待できます。一充電走行距離は184km(WLTCモード・国土交通省審査値)で、日常的な巡回運行を想定した航続性能を備えています。
2.超低床・ウォークスルー構造による利用しやすい空間
「日野デュトロ Z EV」の大きな特徴である超低床構造とウォークスルー構造を、移動図書館車の使いやすさにつなげました。
床面地上高は積載時400mmと低く、左側にはサイドスライド扉を備え、利用者が乗り降りしやすい構造としています。また、運転席から車内へ直接移動できるウォークスルー構造により、作業動線にも配慮し、車内での移動や運営をより円滑に行えるようにしました。
3.建築・車両の専門家が連携して開発
e-LiBOONは、それぞれの分野で専門性を持つ企業が連携して開発を進めています。
コンセプト策定・基本設計を株式会社安井建築設計事務所、実施設計・車両架装を有限会社マーキュリー、企画・販売をTRCが担っています。特に車内空間には、建築設計の視点を取り入れました。書架の配置だけでなく、利用者の動線や採光、車内での過ごしやすさまでを一体的に検討しています。
目指したのは、図書館という空間そのものが地域へ出向き、人と本、人と情報、人と地域をつなぐ新しい移動図書館のあり方です。

図書館総合展2026でプロトタイプ実機を初公開

2026年10月20日(火)から22日(木)まで、パシフィコ横浜で開催される「図書館総合展2026」のTRCブースにおいて、電動移動図書館車「e-LiBOON」のプロトタイプを公開します。
図書館関係者をはじめ、行政・自治体関係者の皆さまに実際の車両を体験していただき、現場のご意見やご要望を伺うことで、今後のe-LiBOONの開発やサービス展開に生かしていく予定です。

図書館総合展2026

日野デュトロ Z EVについて

日野自動車株式会社が展開する小型BEVトラックです。モーター走行によるゼロエミッションに加え、超低床・ウォークスルー構造、普通自動車運転免許で運転できる利便性などを備えています。一充電走行距離184km(WLTCモード)、駆動用バッテリー総電力量46.7kWh、駆動用モーター最高出力50kW。普通充電と急速充電の双方に対応しています。

日野デュトロ Z EV

有限会社マーキュリーについて

徳島県徳島市を拠点に、移動スーパー「とくし丸」の車輛開発・製造をはじめ、移動図書館車、移動事務車、移動販売車、キッチンカなどの働くクルマや福祉車両の製造・販売を手掛けています。利用目的や運用方法に合わせた車両の企画・製作に取り組み、移動図書館車についても多数の製作ノウハウを有しています。
e-LiBOONでは、これまで培ってきた特殊車両製作の知見を生かし、設計・車両架装を担っています。

有限会社マーキュリー

株式会社安井建築設計事務所について

1株式会社安井建築設計事務所は、1924年の創業以来、公共・文化施設や交通施設をはじめ、幅広い建築・都市空間の設計およびコンサルティングを手がけてきた組織設計事務所です。
「人やまちを元気にする」建築を目指し、社会や地域の課題に応える空間づくりに取り組んでいます。
e-LiBOONでは、これまで培ってきた空間づくりの知見を生かし、限られた車内空間に新たな学びと交流を生み出すことを目指して、コンセプト策定および基本設計を担当しています。

株式会社安井建築設計事務所

株式会社図書館流通センターについて

書誌データベース(TRC MARC)の作成と販売、図書館向けの装備付図書等の販売と、全国に約3,300館ある公共図書館のうち598館(2026年9月1日現在)で、業務委託と指定管理者等の図書館受託運営業務を行っています。
学校図書館の支援業務や、電子図書館事業やデジタルアーカイブ事業をはじめ、軽自動車の移動図書館車 LiBOON(リブーン)など、図書館に関わるさまざまな機器・用品等の販売も行っています。

お問い合わせ

株式会社図書館流通センター 広報部
Email:contact●mail.trc.co.jp
※メールをお送りいただく際は上記メールアドレスの「●」を「@」に置き換えてください。

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