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令和8年(2026年)09月10日

公共図書館で本や文具雑貨、地域商材を販売し、図書館の価値を向上させる
図書館内ショップ『TOSHOP』について

株式会社図書館流通センター(代表取締役社長:菅野 耕一、以下:TRC)は、日本出版販売株式会社(代表取締役社長:富樫 建、以下:日販)と共同で、本や文具雑貨、地域商材などを販売する図書館内ショップ「TOSHOP」を企画・開発しました。公共図書館に「本を借りる場所」だけでなく「モノを買える場所」という付加価値をつけ、図書館利用者の利便性を向上させるとともに、これまで図書館に足が向かなかった地域住民の来館機会を創出し、地域コミュニティの活性化や読書人口の増加につなげてまいります。

TOSHOP 海南nobinos
TOSHOP 海南nobinos
TOSHOP 学びの杜ののいち カレード
TOSHOP 学びの杜ののいち カレード

実証実験内容と結果

「TOSHOP」は、2025年5月に海南nobinosでの開始を皮切りに、3館の公共図書館にて実証実験を行いました。実証実験では、商品構成、運用方法、仕入れ先、利用客層、展開規模など、図書館の価値を向上させることができる店舗パッケージの開発・運営オペレーションを検証してきました。
結果は、売上商品構成比の約4割が雑貨、客層は10代~70代まで幅広い層にご利用いただきました。地域商材を展開した海南nobinosや学びの杜ののいち カレードでは、約3割を地域商材が占め、地元の方からも地域に根差した商品展開が求められていることがうかがえました。書籍は児童書の売れ行きがよく、図書館ですぐに貸し出しができない書籍の展開が特に求められていることがわかりました。
また、TOSHOP利用者約400人にアンケートを実施し、約8割の方から好意的な評価をいただきました。
これらの結果から、海南nobinos、学びの杜ののいち カレードでは実証実験終了後も継続して運用してまいります。

学びの杜ののいち カレードで展開している地域商材
学びの杜ののいち カレードで展開している地域商材
学びの杜ののいち カレード 児童書をはじめとした話題の書籍
児童書をはじめとした話題の書籍
海南nobinos 学習に役立つ文房具
学習に役立つ文房具
海南nobinos 絵本に関連した雑貨
絵本に関連した雑貨

※photo by tetu kimura

利用者様の声

【図書館関係者】「学生が文具を買って自習席で勉強をしており、図書館の利便性向上に繋がっている」「子ども達がボードゲームを買って図書館内のフリースペースで遊ぶため、滞在時間や来館回数が増えた」「地域商材に興味を持つ利用者が多く、地元事業者のアピールになっている」「地域商材をお土産に買って帰る利用者がいて、観光地としての図書館にもなっていると感じた」など現場目線でTOSHOPが図書館の価値向上への寄与や地元事業者と利用者の接点になっている点を評価いただきました。
【図書館利用者】「図書館で勉強しているときに文具やお菓子が買える。セルフレジでのキャッシュレス決済もすぐにできて良い。(10代学生)」 「図書館に本を借りに来るついでに買い物ができて嬉しい。また図書館に来るきっかけになる。(20代女性)」「地元ならではの商品や、絵本に関連したグッズなど、魅力的なモノに出会えた(30代女性)」「図書館の中でモノが買えるという新しい取り組みで興味深い(40代男性)」「図書館が進化していっているのを感じる(70代女性)」など好意的な声を多数いただきました。

■ TOSHOP 概要
共同パートナー 日本出版販売株式会社
エリア 和歌山県海南市、石川県野々市市
導入時期 2025年5月(和歌山県海南市)
2025年7月(石川県野々市市)
導入内容 図書館内ショップ「TOSHOP」の導入
導入場所 海南nobinos、学びの杜ののいち カレード

株式会社図書館流通センターについて

書誌データベース(TRC MARC)の作成と販売、図書館向けの装備付図書等の販売と、全国に約3,300館ある公共図書館のうち602館で、業務委託と指定管理者等の図書館受託運営業務を行っています。学校図書館の支援業務や、電子図書館事業やデジタルアーカイブ事業をはじめ、軽自動車の移動図書館車LiBOON(リブーン)など、図書館に関わるさまざまな機器・用品等の販売も行っています。

日本出版販売株式会社について

1949年の創業より、出版物をはじめ、文具・雑貨などの取次販売を行う会社です。グループ経営理念「人と文化のつながりを大切にして、すべての人の心に豊かさを届ける。」のもと、街に書店のある風景と、誰もが自由に本と触れ合える環境を守るため、既存の事業の枠に捉われず、人と文化の接点の創造に取り組んでいます。

お問い合わせ

株式会社図書館流通センター 広報部
Email:contact●mail.trc.co.jp
※メールをお送りいただく際は上記メールアドレスの「●」を「@」に置き換えてください。

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