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2018年12月1日(土)、北海道室蘭市に初の複合公共施設、室蘭市生涯学習センター「きらん」がオープンしました


室蘭市生涯学習センター「きらん」について
「生涯学習センター・きらん」は室蘭市内にあった総合福祉センターや青少年研修センターなど6つの施設を集約した複合施設で、中学校の跡地に建設されました。生涯学習を推進する「市民活動センター」、子どもたちが遊べる「キッズパーク」、4万冊の書籍をそろえた「ブックパーク」、市民の活動を支援する「貸館」と、4つの機能を合わせた複合施設となっています。貸館には料理スタジオ、工芸スタジオ、音楽スタジオ、和室などがあり、きらんのHPから予約して利用が可能です。

最新の調理器具を備えたキッチンスタジオ

子どもたちが自由に遊べるキッズパーク


1F中央のカフェコーナー(裏の壁に珈琲とお菓子の自販機)
オープン当日の様子
12/1(土)10時からのキッズパーク、ブックパークオープンに先立ち、9時より記念式典が行われました。初めに、複合施設の入り口にて室蘭市長・青山剛氏をはじめ、来賓の方々と「きらん」の愛称を命名した小学6年生の高本春君により、テープカットが行われました。

その後室内にて行われた式典では、青山市長が主催者あいさつを述べられ、ご来賓の方がたが祝辞をのべられたのち、「きらん」開館に先立って5年前に行われた「複合公共施設検討ワークショップ」に参加した竹内巧氏が代表としてあいさつを行いました。竹内氏は、ワークショップ当時には中学生だったとのことで、当時は「自分が行きたい」と思える施設について語ったこと、それらの意見が今回の施設に反映されて驚いた、しっかり今後も利用していきたいと嬉しそうに話していました。 式典の最後には、おそろいの青いセーラー服を着た室蘭マリン少年少女合唱団が登場し、「気球にのってどこまでも」と手話を添えた「小さな世界」を歌いました。3歳から高校生までがメンバーの合唱団が織りなすさわやかな歌声に、式典会場が和やかな雰囲気に包まれました。


オープン初日は雪だったこともあり、10時からのオープンまでにキッズパーク前には多くの市民が行列して開始を待ち望み、ブックパーク前にも人垣ができていました。


オープンすると多くの方がブックパークに入り、おはなしの場所で乳児とくつろいだり、絵本を読み聞かせたり、好みの本を腕いっぱいに積み上げてさっそく貸出カウンターに並ぶなど、みな思い思いに活用していました。ブックパークの一番奥には30席ほどの自習室があり、オープン初日からさっそく自習室で勉強をする中高生たちも見受けられました。




またブックパークでは、オープン記念に実施した「5冊借りると引けるガチャガチャくじ」企画に多くの子どもたちが並び、図書館スタッフ手作りの松ぼっくりのクリスマスツリーやブックカバーをもらっていました。


ブックパークの前には「交流ひろば」として広い休憩スペースがあり、そちらでくつろいだり、本を読んだりする様子も見られました。


室蘭市生涯学習センターきらん 施設概要
住所 | 〒050-0074 北海道室蘭市中島町2丁目22-1 |
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施設面積 | 2510平方メートル |
延床面積 | 4495平方メートル |
ブックパーク蔵書冊数 | 約4万冊数 |
ブックパーク開館時間 | 午前10時~午後8時 |
休館日 | 図書整理日、年末年始 |
図書館HP | http://muroran-kiran.net/ |
指定管理者 | 代表企業:日興美装工業株式会社 ※7企業・団体でつくる「共同事業体」(ブックパークの運営:図書館流通センター) |
掲載:2018.12.11