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「開館5周年記念イベント」が開催されました@弘前市立図書館駅前分室こども絵本の森
2013年7月に開館したこども絵本の森は、指定管理としては開始1年6ヶ月になろうというところですが、直営時代から数えると今年で5年、という事で5周年イベントを計画いたしました。
「こども絵本の森」とは、弘前市立弘前図書館の分室という位置づけにある施設であり、JR弘前駅前の複合施設に入居しています。
蔵書は約1万冊と、50万冊を誇る本館に比べると規模は小さい施設ですが、駅前という立地、児童書中心の選書という事で、市外の方や子育て世代の方の利用比率が本館より高い施設となっております。


イベント当日は、共同事業体であるコミュニティFM局「アップルウェーブ」協力の元、弘前市教育長、谷一会長の挨拶で始まりました。会の途中ではもう一つの共同事業体である「弘前ペンクラブ」からの祝電も。
開会式後は、いよいよイベントのスタートです。
はじめに登場したのは、絵本作家のきたじまごうき先生!元劇団員の経験を活かし、自作の楽器を音効として使ったおはなし会です。読んだ作品は『とっておきのカレー』と『ほしのかえりみち』。どちらも、子どもたちが絵本のすぐ近くまで近寄って聞いていたのが印象的でした。


つづいて登場したのは、高橋徹先生!大道芸パフォーマンスをしながら絵本作家としても活動しており、イベントの打ち合わせでメールを送った時点では、なんとイタリアで活躍されていたとのことでした。読み聞かせの前後で行われた各種パフォーマンスは圧巻で、ボールの他、クラブやナイフを投げたジャグリング、では歓声が上がりました。『しょうちゃんとあけっぱなしおばけ』のよみきかせでも、楽しげに聞いている子どもたちの姿が印象的でした。


3人目は、れーじさん!音楽グループ「M-Session」のリーダーとして、童話や歌謡曲、アニメソングやラブソングまで様々なジャンルを演奏するウインドシンセサイザー奏者です。
「ルパン三世」や、「名探偵コナン」のメインテーマ等、誰でも聞いたことのある楽曲を中心に演奏。プログラムの途中では、ウインドシンセサイザーや、その他持ち込んだ楽器の演奏体験を行う場面もあり、大いに盛り上がりました。


当日は、68人が来場しました。なお、このイベントのために㈱絵本塾出版のご協力ご支援をいただきました。長期に渡って調整を行ってきましたが、多くの方に楽しんでいただけたようで良かったです。
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報告:弘前市立図書館 業務主任者 菊池晃成
掲載:2018.11.07