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2014年 第16回図書館総合展に出展しました

今年のブースの様子
今年のブースの様子

第16回目となる「図書館総合展」(主催:図書館総合展運営委員会)に大日本印刷株式会社、丸善株式会社と共同出展をいたしました。大勢の皆さまにお出かけいただきまして、ありがとうございました。
ブースの内容やプレゼンテーション、フォーラムのまとめにつきまして、こちらのページでご案内してまいります。

ブースでご紹介した資料

ブース内のステージにて
今年のプレゼンテーションの様子
ポスターセッション大阪府立
ポスターセッションに参加した大阪府立中央図書館の作品
今年のTRCのテーマ

「図書館をまちづくりと教育の中心に」

●株式会社明日香とのコラボレーションによる「保育サービス」
●居心地の良い図書館づくりのための「音と香り」
●歴史資料の「デジタル化」や「電子図書館サービス」
 など
「図書館をまちづくりと教育の中心に」するための最新サービスを、デジタルサイネージや実機と共に、担当係員がご紹介いたしました。
ブース内のステージでは随時10分ほどのさまざまなプレゼンテーションを行いました。
プレゼンテーションの内容についてはこちらをご覧ください。

TRC主催・共催フォーラム

電子図書館の取り組みもしも保育士がいる図書館だったら図書館をまんなかに考える地域図書館の挑戦

大学図書館の選書と地域連携今こそ始めよう、郷土資料のデジタル公開学校教育を変える情報の力

フォーラムタイトル :

電子図書館の取り組み
【第1部】図書館における電子書籍の導入 ―近年の動向まとめ―

11月5日(水)【第1部】10:00~11:30 / 第2会場(アネックスホール202)/ 主催:DNP/共催:TRC

【第2部】電子図書館に期待すること
   ―出版社、図書館、利用者それぞれの立場から―

11月5日(水)【第2部】13:00~14:30 / 第2会場(アネックスホール202) / 主催:DNP/共催:TRC

ご報告

2010年の「電子書籍元年」以来、タブレットの普及やネットワーク・インフラの充実もあいまって電子書籍を利用する読者は増えつつあります。一方で図書館における電子書籍はどのように取り組まれてきたのでしょうか。

第1部では、図書館向け電子書籍配信について、最新のサービス事例や利用の実態、コンテンツ動向や権利関連に触れながら、近年の動向をわかりやすく整理しました。
第2部では、最初の導入から足掛け5年を経た電子図書館サービスTRC-DLについて導入館から報告すると共に、図書館利用者からみたサービスの利活用、コンテンツ提供を担う出版社からみた図書館向け戦略について報告しました。

「電子図書館の取り組み」 「電子図書館の取り組み」
フォーラムタイトル :

もしも保育士がいる図書館だったら

11月6日(木)10:00~11:30 / 第2会場(アネックスホール202)/ 主催:TRC

ご報告

2014年7月にはじまったTRCと株式会社明日香との協業による「図書館で保育サービス」。具体的なサービス開始はこれからですが、教育の場である図書館に保育士がいたらどのような展開ができるのか? 複合化していく公共施設のなかで保育サービスが展開できたらどうなるか。それら可能性を、働く女性で主婦、母親、という共通点を持つパネリストが会場の皆さんと一緒に考え、討議しました。
「なぜ図書館で保育サービスなのか」
「静かな場所である図書館に、子どもの泣き声、騒ぎ声がしたらどうするのか」
「資格を持っていても経験の浅い職員がモチベーションをあげるために、どのような働きかけをしたら良いか」
社会全体で子どもを育て教育していくために公共図書館ができることは何か、満席のなか、会場の皆さんからも多数ご質問、ご意見をいただきました。

「もしも保育士がいる図書館だったら」
パネリスト
谷一 文子(株式会社図書館流通センター 代表取締役会長)
津川 ハル子(株式会社明日香 取締役会長)
北見 智美(横浜市役所 こども青少年局 子育て支援部 保育運営課 保育向上支援係長)
司会
原田 浩子(株式会社明日香 代表取締役社長、株式会社図書館流通センター 取締役)
フォーラムタイトル :

図書館をまんなかに考える地域図書館の挑戦

11月6日(木)13:00~14:30 / 第2会場(アネックスホール202)/ 主催:TRC

ご報告
「大人のための調べる学習講座」

2007年にPFIの図書館として開館した長崎市立図書館は、地域の課題を地域の皆さまと共に解決すべく自治体の職員の方とTRCスタッフが力を合わせ業務を行っています。2013年にご好評頂いたフォーラム「ひとりのがんに、地域の力。」に続き、2014年の図書館総合展では「図書館をまんなかに考える地域図書館の挑戦」として、事例発表と問題提起をいたしました。

  • 第1部 大人のための「調べる学習」講座への取り組みとその成果について
  • 発表者 
    大串 美咲(長崎市立図書館 司書)
  • 第2部 長崎市立図書館の挑戦 未来の長崎に図書館は必要か?
  • 発表者 
    下田 富美子(長崎市立図書館 運営総括責任者)
    三浦健次(株式会社メタデザイン)

動画を図書館総合展公式サイトで公開していますので、ぜひご覧ください。

図書館をまんなかに考える地域図書館の挑戦

長崎市立図書館公式サイトはこちら
第2部でお話のあった「Liferary Nagasaki」については こちら
第2部でゲストとして登壇いただいた三浦健次さんが主宰する株式会社メタデザインのホームページはこちら

フォーラムタイトル :

大学図書館の選書と地域連携

11月7日(金)10:00-11:30 / 第2会場(アネックスホール202) / 主催:TRC

ご報告

大学の主要なミッションの一つとして「地域連携」・「地域貢献」が謳われ、多くの大学と自治体が「相互連携協定」を結び始めています。
大学図書館と公共図書館が自らのミッションを遂行するための選書と蔵書構成をテーマに、それぞれのコミュニティの文化発信力を上げていくための協働,連携の課題について、新しい時代の大学図書館像を先頭に立って模索する東京外国語大学・茂出木課長、地域に根差したコミュニティの一員としての図書館を追求する伊万里市民図書館・古瀬館長のお二人に加えて、大学における教育の立場から大学と自治体それぞれの図書館のあり方を再考する天理大学・山中先生の進行で討論していただきました。

動画を図書館総合展公式サイトで公開していますので、ぜひご覧ください。

フォーラムタイトル :

今こそ始めよう、郷土資料のデジタル公開

11月7日(金)15:30-17:00 / 第5会場(アネックスホール205) / 主催:TRC-ADEAC株式会社・共催:TRC

ご報告
「今こそ始めよう、郷土資料のデジタル公開」

2013年3月からサービスを始めた「歴史資料検索閲覧システム:ADEAC」は、現在18機関(うち準備中:3機関)でご利用いただくまでになりました。しかしながら図書館における郷土資料のデジタル公開は、まだまだ本格化にはほど遠い状況にあります。
ヒト・モノ・カネ、すべてが不足している現状をどのように乗り越え、新しいサービスを始めたらいいのか。
秋田県立図書館の山崎博樹氏、市民サイドから図書館を考え活動するNPO法人上田図書館倶楽部の西入幸代氏をお迎えし、TRC-ADEAC株式会社代表取締役の田山健二と共にヒト・モノ・カネ等、資源不足の克服と地域連携・市民参加の重要性を討論しました。
会場の皆さまからも積極的なご意見が出、充実したフォーラムとなりました。

動画を図書館総合展公式サイトで公開していますので、ぜひご覧ください。

フォーラムタイトル :

学校教育を変える情報の力

11月7日(金)15:30-17:00 / 第2会場(アネックスホール202) / 主催:TRC

ご報告

社会の情報化が急速に進展している中で、児童・生徒の情報リテラシーの育成が重要となっています。学校図書館も今や読書活動の拠点だけではなく、教科学習の支援(学習センター)、子どもたちの情報活用能力育成(情報センター)といった多様な機能が求められています。
このフォーラムでは、荒川区と墨田区に焦点をあて、それぞれの区の教育の特色をご紹介しました。
荒川区からは、荒川区教育委員会指導室 統括指導主事の駒崎彰一氏から、荒川区で推進しているICT教育について。
墨田区からは、墨田区教育委員会事務局指導室 学校図書館アドバイザーの重野悦子氏から、墨田区図書館を使った調べる学習コンクールについて発表していただきました。

学校教育を変える情報の力:荒川区 学校教育を変える情報の力:墨田区