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TRCが後援している「第18回 図書館を使った調べる学習コンクール」の表彰式が行われました

2015年2月28日(土)に、公益財団法人図書館振興財団主催(文部科学省、株式会社図書館流通センター ほか後援)の「第18回 図書館を使った調べる学習コンクール」の表彰式が、東京都品川区のゆうぽうと7階「重陽の間」にて執り行われました。

今回は小学生から大人まで、国内外から57,000を超える力作の応募があり、「地域コンクール」は過去最高の64団体(25都道府県:57市区町村)で行われました。のべ103名の審査員による数次の審査を経て入賞32作品 3団体が決定しました。

文部科学大臣賞、観光長官賞、そして今回新設された「国連生物多様性の10年日本委員会」賞受賞者には、表彰状と楯が、また優秀賞受賞者には盾がそれぞれ授与されました。

そして今回、TRCが指定管理者として運営する韮崎市立図書館が主催する地域コンクールと、TRCが受託館として関わる長崎市教育委員会主催の地域コンクールがそれぞれ、「図書館を使った調べる学習賞」をいただくことができました。

韮崎では「地域コンクール初開催にあたり、図書館スタッフ向けの事前研修や学校への働きかけ、また山梨県内の銀行や新聞社などへ後援を依頼するなど、積極的な取り組みを行いました。その結果、当初の目標をはるかに上回る、応募総数455作品が集まりました。」また長崎では、「総応募数128作品の長崎市立図書館では、シニア世代に向けた「大人のための『調べる学習』講座」を実施。データベースやレファレンスブックの活用法、レポートのまとめ方のテクニックなどを指導。受講者のみならず、図書館スタッフも調べる力の向上を目指しました。」
審査講評では、「韮崎市は初めての開催にもかかわらず「虎の巻」を作成・活用し、多数の応募に繋げました。長崎市は、シニアを対象とした連続講座を開催、主導した努力が見られます。どの活動も多くの方の参画のもと、多様な工夫の中で実施されていることがありありと伝わってきました。」と取り組みを評価いただきました。(図書館振興財団の機関紙『図書館の学校』2015年春号より)

表彰式に続いて、7階「福寿の間」にて懇談会が行われました。受賞者たちは自由に交流し、美味しい料理を楽しみました。来賓や知人を交えての歓談や、ロビー金屏風の前で記念撮影を行うなど、参加者はそれぞれ楽しい時間を過ごしました。表彰式会場の向かいにある部屋では、今回の「調べる学習コンクール」入賞作品が展示され、受賞者の方やご家族、来賓の方々が、数々の素晴らしい作品に見入っていました。

次回、第19回の調べ学習コンクールは2015年9月15日から募集が始まります。
第19回の調べる学習コンクールポスターは、「図書館を使った調べる学習賞」を受賞した韮崎市立図書館で撮影されました。5月下旬から全国の公共図書館や教育委員会に配布される予定です。どのようなポスターになっているか、今から楽しみです。

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