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「新宿区立図書館 調べる学習」地域コンクールの表彰式が行われました

2015年11月15日(日)に、新宿区の全公共図書館が主催となって行われた「第7回 新宿区教育委員会 新宿区立図書館を使った調べる学習コンクール」の地域コンクール表彰式が新宿区の新宿コズミックセンターにて執り行われました。

表彰式の様子

地域の図書館2館(戸山・中町)で始めた新宿区の地域コンクールは今年で7年目を数え、現在では新宿区全体での事業となり歴史あるコンクールとなっています。応募作品数も年々増加の一途をたどり、今年の応募作品数は3783点となりました。そのうち館長賞が全館あわせて27点と、優秀賞の48点について表彰状と副賞の授与が行われました。

表彰式の様子2

ご来賓代表として新宿区教育委員会の酒井敏男教育長にご挨拶をいただいたのち、地域館館長による審査結果の報告が行われました。次にメインイベントの表彰状授与が行われ、最後は外部審査員の図書館・メディア研究所代表の小畑信夫氏と、株式会社ポプラ社・広報CSR室室長の飯田建氏、株式会社河出書房新社・編集第二部『14歳の世渡り術』編集長の高野麻結子氏にそれぞれご講評をいただきました。

図書館・メディア研究所代表 小畑氏
図書館・メディア研究所代表 小畑氏
株式会社ポプラ社 飯田氏
株式会社ポプラ社 飯田氏
株式会社河出書房新社 高野氏
株式会社河出書房新社 高野氏

小畑氏は本年度の応募作品数が3783点に上ることに触れ、これは新宿区の18歳未満人口のおよそ1割の数であり、新宿区の児童・生徒10人に1人がコンクールに応募してくださっていることを驚きとともに述べられました。そして、本日表彰された方々は、3783点の応募作品の中から選ばれた方々であり、今この瞬間から胸をはって誇ってほしい、と話されていました。飯田氏は、図書館とは「本の形をした人類の知恵」が詰まっているところであると言われました。ご応募くださった方々は、その「人類の知恵」の「調べ方」をすでに知っており、それはとても素晴らしい、そして、これからはその「調べ方」をぜひ周囲のお友達にも広めてあげてほしい、と話されていました。また、高野氏は、こんな面白いコンクールがあるとは思ってもみませんでした。『何かを知りたい』という気持ちは人と繋がるための大きな力になる。このことを大人になっても覚えていてほしい。と話されていました。


受賞者全員で記念撮影

式典の終了後は、受賞者の方々で記念撮影を行いました。

表彰式会場の上階では今回の受賞作品が展示され、表彰式に参加された入賞者の方々やそのご家族、ご来賓の先生方が素晴らしい作品の数々に見入っておられました。

新宿区地域コンクールで入賞した作品たちは、公益財団図書館振興財団主催「第19回図書館を使った調べる学習コンクール」に推薦出品されます。受賞者の皆さま、本当におめでとうございます!

新宿区図書館の調べる学習コンクール告知ポスター
新宿区図書館の調べる学習コンクール告知ポスター
受賞作品に見入る方々
受賞作品に見入る方々
表彰式の運営スタッフと館長(TRC)
表彰式の運営スタッフと館長(TRC)

公益財団法人図書館振興財団のホームページはこちら

掲載:2015.11.20