2012(平成24)年度の新規自主事業として「ふるさと再発見塾」を立ち上げました。これは市民大学的な講座として企画したもので、年8回の開催です。講座生は応募者42名の中から30名を抽選で決めました。
講座生は1年間固定(内訳は40代~80代の男性11名、女性19名)。5月から開始しました。講師は地域で活躍している有識者にボランティアでお願いをしています。
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ふるさと再発見塾@鹿屋市立図書館(鹿児島県)

趣旨:平均寿命の延びにより生涯現役・生涯学習の気運は年々高まってきている。その一方で若年層の活字離れという現状もある。自分たちの住むふるさとの再発見をテーマにすることによって市民の学習意欲を高めるとともに、新たな図書館像を実現していく。また、地域で活動している有識者を講師にし、地域文化の活性化も図っていく。
5月 | 第1回 文化財から歴史を学ぶ | 講師:市文化財センター職員 |
6月 | 第2回 柔道の国際化から伝えたいもの | 講師:鹿屋体育大学准教授 |
7月 | 第3回 新聞の楽しい読み方 | 講師:南日本新聞社鹿屋総局長 |
8月 | 第4回 書に親しむ | 講師:書道家 |
9月 | 第5回 図書館の上手な使い方を教えます | 講師:鹿屋市立図書館スタッフ |
10月 | 第6回 大隅の自然をもっと知ろう | 講師:垂水市前教育長 |
11月 | 第7回 かごしまの文学の先駆者たち | 講師:鹿屋市立図書館長 |
12月 | 第8回 美しい星空を語る | 講師:輝北天球館長 |
第4回講座「書に親しむ」(8月)

実技で筆を握る講師
講師の田貫独心氏は30年間東京で書道教室を開いていたこともあり、帰郷後は書道教育として小・中・高校でボランティア活動をされています。
漢字、かなの歴史についても熱く話していただき、また、実際に書を書く時間もあり、講師以外にも講座生がチャレンジし、講評を受けました。
漢字、かなの歴史についても熱く話していただき、また、実際に書を書く時間もあり、講師以外にも講座生がチャレンジし、講評を受けました。
第6回講座「大隅の自然をもっと知ろう」(10月)

採集した蝶の特徴などを説明する講師
講師の肥後昌幸氏は垂水市教育長をされていましたが講座の5日前に退任。
子どもの頃から昆虫が大好きで、学校教師としての出発も理科担当でした。遠くは台湾や西表島まで蝶の採集に行かれたとか。
その標本コレクションの一部を持参しいろいろな蝶や野草についてユーモアを交えながらお話くださいました。
子どもの頃から昆虫が大好きで、学校教師としての出発も理科担当でした。遠くは台湾や西表島まで蝶の採集に行かれたとか。
その標本コレクションの一部を持参しいろいろな蝶や野草についてユーモアを交えながらお話くださいました。
報告:2012年10月23日
鹿屋市立図書館(鹿児島県)
館長 立石富男