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出版社と図書館をつなぐシリーズ【原書房編】
@海老名市立中央図書館

出版社と図書館は、読み手に「本を届ける」という同じミッションのもと仕事をしています。しかし、図書館で働く人も使う利用者も、出版社がどのような思いで本をつくり、流通させているか、知る機会があまりありません。出版社と図書館、相互にわかりあい、出合える場としたい、と海老名市立中央図書館では連続講演会「出版社と図書館をつなぐシリーズ」を企画、開催しています。

成瀬社長
成瀬雅人社長


紹介します!原書房の本
永江朗さんの『おじさんの哲学』から『「最悪」の法律の歴史』、『図説地震と人間の歴史』『スパイスの歴史』など、成瀬社長のお話を聞いたあと、どんどん借りられていきました。

原書房は西洋史、文化史、統計資料、各種事典、近代史資料などのほか、ミステリー、ロマンス小説まで発行されている総合出版社で、図書館でもおなじみの本を多く出されています。

その原書房の社長、成瀬雅人さまは、製薬会社での勤務を経て出版社へ、というキャリアの方です。出版業界の特殊性について、また全国の図書館や大学などに出かけられてお感じになったこと、図書館がどのように育っていくかについても、利用者の方にわかりやすくお話くださいました。

また、ご自身がライフワークでなさっている「ご当地検定」の勉強を通し、学ぶ楽しさ、知る喜びを実感されたとのこと。そのご体験をもとに、もっと読みやすくて知る喜びが伝わる出版物に取り組んでいきたい、と語られました。

詳しくは8月2日発売(3170号)図書新聞で掲載予定ですので、ぜひ「図書新聞」をご覧ください。
これまでの図書新聞掲載はこちら → ●みすず書房 ●柏書房

成瀬社長とTRC会長 谷一文子

この連続講演会「出版社と図書館をつなぐシリーズ」は次回は9月28日(日)に岩崎書店 会長兼社長 岩崎弘明さまに、10月11日(土)は偕成社 代表取締役社長 今村正樹さまにご講演いただく予定です。
このほか、海老名市立中央図書館では、「怪談えほん」原画展、「夏休み宿題おたすけ隊! 新聞をつくろう/読書感想文講座&科学実験」などを企画しています。

報告:2014年7月13日
海老名市立中央図書館(神奈川県)