- ホーム
- お知らせ
- 2016年 第18回図書館総合展
- フォーラム詳細
2016年 第18回図書館総合展フォーラム詳細 TRC主催・共催フォーラム
(フォーラム登壇者名は順不同・敬称略)
大和市文化創造拠点開館記念フォーラム~市民が主役! 未来を拓く 見たことのない居場所をつくろう!~
11月8日(火)10:00~11:30 / 第2会場(アネックスホール202)/ 主催:株式会社図書館流通センター
画像提供:大和駅東側第4地区市街地再開発組合
ご案内
第1部:事例報告
キーマンにきく! 未来を拓く“3つの居場所”
- 「変わる区立図書館-蒲田駅前図書館が取り組む医療・介護情報サービスのかたち」 高城 孝侑
- 「ライフデザインをデベロップするという役割」 高須賀 大索
- 「市民が主役! 未来を拓く、まだ見たことのない居場所をつくろう!」 大木 哲
第2部:パネルディスカッション
文化複合施設や図書館、そして商業施設。まちづくりの核となる「場所づくり」に関わる自治体や企業のキーマンと意見を交わし、今後に向けて、重要な考え方や必要な取り組み、仕組みや制度などについて議論を深めていきます。
- パネリスト
- 大木 哲(大和市 市長)
高須賀 大索(イオンモール株式会社 開発本部 建設企画統括部 企画開発部 開発デザイングループ 担当部長)
高城 孝侑(大田区立蒲田駅前図書館館長) - 司会
- 佐藤 達生(株式会社図書館総合研究所 取締役)
◆大和市文化創造拠点について◆
翌日11月9日(水)13:00~14:30
「90分で魅せます!複合施設のつくりかた~大和市文化創造拠点 誕生までの激動22ヶ月~」にて開館までの道のりや裏話を一挙公開!
どうぞ合わせてご参加ください。
集中講義「図書館政策」 公立図書館の機能とその発揮の仕方
11月8日(火)13:00~17:00 / 第2会場(アネックスホール202)/ 主催:株式会社図書館流通センター
ご案内
地域社会が大きく変化する時代、図書館には何ができるのか。
図書館とは何か―地域社会そのものが大きく変化する中で、図書館のあり方が問われています。図書館を地域の中にどう位置づけ、どんな機能を求めていくのか。誰に、何を、どのように提供していくのか…。自治体行政や地域政策の観点から、図書館に期待される機能とその発揮の仕方について、愛知県西尾市のサービス・プロバイダー型PFIや東京都墨田区の図書館条例改正など注目すべき事例を交えながら考えてまいります。
プログラム
公立図書館の機能とその発揮の仕方/新たな図書館機能の創造に向けて
サービス・プロバイダー型PFIが問いかけるもの/地域文化創造への起点となる図書館条例
- 講師
- 宮脇 淳(北海道大学 法学研究科教授)
佐藤 達生(株式会社図書館総合研究所 取締役)
榊原 康正(愛知県西尾市長)
佐藤 篤(東京都墨田区議会議員) - 司会
- 南 学(東洋大学客員教授、TRC顧問)
90分で魅せます!複合施設のつくりかた~大和市文化創造拠点 誕生までの激動22ヶ月~
11月9日(水)13:00~14:30 / 第2会場(アネックスホール202)/ 主催:株式会社図書館流通センター
画像提供:大和駅東側第4地区市街地再開発組合
ご案内
創造・交流・感動・発信をコンセプトに“心に響く 心が躍る 心をつなぐ”場所として大型複合施設「大和市文化創造拠点」を誕生させた神奈川県大和市。「健康都市図書館」を中心に、芸術文化ホールやギャラリー、こども広場や子育て支援、生涯学習センターを併設し、多角的な文化体験と価値を市民に提供することを目的としている。この秋実現したまちの再開発事業の一端について、設計者、施設運営を担う指定管理者「やまとみらい」それぞれの立場から、開館までの道のりについて「複合施設のつくりかた」その舞台裏にせまる。
◆大和市文化創造拠点について◆
前日11月8日(火)10:00~11:30
「大和市文化創造拠点開館記念フォーラム~市民が主役! 未来を拓く 見たことのない居場所をつくろう!~」にて大木哲氏(大和市長)による「文化創造拠点」誕生までの物語をご発表いただきます。
どうぞ合わせてご参加ください。
- パネリスト
- 山口 健児(株式会社 佐藤総合計画)、指定管理者 やまとみらい
- 司会
- 佐藤 達生(株式会社図書館総合研究所 取締役)
変貌する中国の公共図書館~図書館が街に出て行く ー特別読書空間(Special Reading Space)~
11月9日(水)15:30~17:00 / 第2会場(アネックスホール202)/ 主催:株式会社図書館流通センター
ご案内
中国では、近年、経済的な発展を背景として、国や自治体が博物館、美術館、図書館などの充実に取り組み、より文化的な都市の実現が大きな目標となっている。そして文化的な環境を発展・充実させるためには、従来のような図書館施設の建設に加え、人々の生活の中で、さらに多くの本と出会える場が必要と考えられ、新たな読書の場としての特別読書空間(Special Reading Space)の取り組みが近年展開されている。特別読書空間は従来の公共図書館とは別に、非営利団体・書店や企業が街中に自治体の支援の下で、住民が広く本と親しめる場、小学校での学習のあとに児童が本を借り自由に学べる場などを提供するものだ。特別読書空間は、従来の公共図書館が利用者を待つだけではなく、図書館が自ら、地域に出ていき、街に図書館サービスを埋め込む「エンベディッド」ライブラリーと言えるかもしれない。
- 講演者
- 長塚隆(鶴見大学文学部ドキュメンテーション学科図書館員リカレント教育推進寄附講座 教授)
ソフトパワー・エンジンとしての日本の図書館~図書館を作る、図書館人を造る、図書館の時代を創る~
11月9日(水)13:00~14:30 / 第4会場(アネックスホール204)/ 主催:株式会社図書館流通センター
ご案内
少子高齢化、地方創生が国家的な課題となり、もう一方で情報のデジタル化、グローバル化が進む日本にあって、図書館が向き合う世界は明日に向かって絶え間なく変化を続けている。しかし、目下の日本図書館界は、公的なリーダーをはじめとして、果たすべき機能をほぼ停止する中、実情と乖離した図書館法等、明確な方向を見出すことが出来ず、漂流を続けている。この状況下、ソフトパワーの基盤たる図書館が、わが国の国力にふさわしく、また、社会から期待される役割を担いうる機能を発揮するために不足していることは何か、何を補うべきか、当面の課題にどのように取り組むか、を、図書館政策、図書館専門職養成にかかわってきた三人の専門家の対話から探りたい。会場からの飛び入り歓迎。
- 登壇者
- 高山正也(ライブラリーアカデミー塾長、慶應義塾大学名誉教授、国立公文書館フェロー)
大串夏身(元昭和女子大学教授)
南 学(東洋大学客員教授、TRC顧問)
障害者サービスに電子図書館を活用しよう
11月10日(木)10:00~11:30 / 第2会場(アネックスホール202)/ 主催:株式会社図書館流通センター
ご案内
図書館流通センターが供給する電子図書館、TRC-DLは、今夏、新規にテキスト版サイトをリリースしました。TRC-DLには、従来から音声読み上げ機能がありましたが、視覚障害者が利用するには不便な部分がありました。今回リリースしましたテキスト版サイトでは、ログイン、本の検索、閲覧の全過程を、視覚障害者が独力で操作することを可能にしました。
TRC-DLを導入した図書館の中には既に、障害者サービスへの電子図書館の活用に取り組んでいる図書館があります。具体的には、体験会の開催、点字データの提供など、視覚障害がある方々やボランティア団体のご協力を得て、豊かな電子図書館をつくろうとしています。
本フォーラムでは、TRC-DL導入館の具体的な取り組みを紹介し、障害者サービスを充実させるために電子図書館がもつ可能性について考えます。
電子図書館システム 視覚障害者利用支援機能デモンストレーション
デモ:植村要(株式会社図書館総合研究所 特別顧問)
パネルディスカッション
- パネラー
- 前川千陽(三田市立図書館館長)
志水千尋(明石市立図書館館長)
大城澄子(新宿区立戸山図書館館長) - コーディネーター
- 盛田宏久(大日本印刷株式会社honto ビジネス本部MCH連携チーム リーダー)
イオンモールに図書館ができた!!~つがる市の新しい図書館づくり~
11月10日(木)13:00~14:30 / 第4会場(アネックスホール204)/ 主催:株式会社図書館流通センター
ご案内
2016年7月29日、青森県つがる市のイオンモール店内に同市初めての市立図書館が開館しました。設置の議決から8カ月、予算が成立してから4カ月で開館の日を迎えました。それまで公共図書館を持たなかったつがる市が既存の商業施設に公共施設を設置するために、どのようなことがあったのかを当事者の話を聞きながら明らかにしていきます。
- パネリスト
- 葛西嵁輔(つがる市教育委員会教育長兼つがる市立図書館長)、加瀬浩(イオンモールつがる柏ゼネラルマネージャー)、佐藤達生(株式会社図書館総合研究所 取締役)
- 司会
- 打保秀一(岐阜県高山市立図書館館長)
我が国におけるデジタルアーカイブ連携の未来~ADEACの現状と今後の取り組み~
11月10日(木)15:30~17:00 / 第2会場(アネックスホール202)/ 主催:TRC-ADEAC株式会社/共催:株式会社図書館流通センター
図版(左上から時計回り):
射水市新湊博物館「加越能三州之図」
津山郷土博物館「御普請絵図」
船橋市西図書館「御礼参り贔屓船之図」
ご案内
デジタルアーカイブシステムADEAC(アデアック)への参加機関は50を超え、公開機関間の横断検索のみならず、外部機関との連携がますます重要となってまいりました。目下来年度中の稼働に向け、国立国会図書館サーチとの連携システムを開発中です。このフォーラムでは、ADEACの現状報告のあと、ADEACにとどまらず、我が国のデジタルアーカイブ連携の今後の方向性について、さらに踏み込んだ議論を行っていただくため、第一線でご活躍の方々をお招きし、パネルディスカッションを開催します。
※このフォーラムは、同日13時からの国立国会図書館のフォーラムと関連しています。
詳細は国立国会図書館のホームページをご参照ください。
報告:田山健二(TRC-ADEAC株式会社 代表取締役)
パネルディスカッション
- コーディネーター
- 原田隆史(同志社大学教授)
- パネリスト
- 高野明彦(国立情報学研究所教授)、小澤弘太(国立国会図書館 電子情報サービス課 課長補佐)、生貝直人(東京大学大学院情報学環客員准教授)、田山健二(TRC-ADEAC株式会社 代表取締役)