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  3. 2015年 第17回図書館総合展
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TRC主催・共催フォーラム

日時10:00~11:3013:00~14:3015:30~17:00
11月10日(火) 台湾にみる次世代型図書館 図書館の実力を左右するヒトのちから 出版社の皆様へ―図書館の選書が問題です
11月11日(水) デジタルアーカイブで地域活性化! 脇明子さんに聞く 10代を育てる読書の力 図書館のイノベーションデザイン
11月12日(木) 「保育×図書館=ん?」 「公共施設」としての図書館とは
分類フォーラム
電子図書館サービスから考える情報アクセシビリティ

(フォーラム登壇者名は順不同・敬称略)

フォーラムタイトル :

台湾にみる次世代型図書館
~知的情報交流空間のデザインと演出を検証~

11月10日(火)10:00~11:30 / 第2会場(アネックスホール202)/ 主催:株式会社図書館流通センター

台湾に見る次世代型図書館
ご案内

台湾の公共図書館事情は、意外と知られていない。「智慧図書館」やFastBook24という無人サービスに加え、今年オープンした新北市の新図書館は、10階建ての規模で24時間稼働、ICT技術を活用したユーザーインターフェイスで、知的な多世代の交流機能を実現している。次世代型の図書館のあり方を台湾の事例を紹介しながら検証する。

講師
林 寬裕(新北市政府文化局 局長)
コーディネーター
南  学(東洋大学 客員教授)
当日会場へお越しください
フォーラムタイトル :

図書館の実力を左右するヒトのちから
   人材育成のTRCライブラリー・アカデミー

11月10日(火)13:00~14:30 / 第2会場(アネックスホール202)/ 主催:株式会社図書館流通センター

ライブラリーアカデミー

おおぶ文化交流の杜図書館(愛知県)

ご案内

図書館の価値・実力は何で決まるのか?
それは職員(司書)の力である。
現在司書の養成の仕方、内容はこれで良いのか?
現職の図書館長はどう見ているか。利用者たる住民の代表である自治体の議員はどう見ているか。これらの疑問にこたえるために、ライブラリー・アカデミーは、新たな21世紀型の図書館司書養成プログラムを提案する。

講師
平賀研也(県立長野図書館館長)、宮下明彦(長野県図書館協会副会長兼事務局長)、山下洋輔(柏市議会議員)、高山正也(国立公文書館前館長/ライブラリー・アカデミー塾長)
当日会場へお越しください
フォーラムタイトル :

出版社の皆様へ―図書館の選書が問題です

11月10日(火)15:30~17:00 / 第2会場(アネックスホール202)/ 主催:株式会社図書館流通センター/後援:公益財団法人図書館振興財団

図書館の上手な活用法

おおぶ文化交流の杜図書館(愛知県)

ご案内

図書館は、「図書、記録その他必要な資料を収集し、整理し、保存」するだけでなく、「郷土資料、地方行政資料、美術品、レコード及びフィルムの収集にも十分留意して、図書、記録、視聴覚教育の資料その他必要な資料(中略)を収集し、一般公衆の利用に供する」と図書館法では謳っている。これを、出来るだけ幅広く資料を収集し、コレクションすることで、専門書、地域資料、小部数出版物等をも活かすことが求められていると読み解くと、出版者にとって図書館の様々な使いみちが見えてくる。

現在と未来の図書館利用者のために、出版者から図書館への情報提供は十分に行われているだろうか?出版社と図書館とのコミュニケーションの場を広げ、互いに様々な情報を共有する努力が更に必要であり、そんな地道な努力が継続できたら素晴らしい。

コーディネーター
山中秀夫(天理大学 人間学部 教授)
パネリスト
卯木伸男(有限会社随想舎 代表)、安倍甲(有限会社無明舎出版 代表)、菅野耕一(苫小牧市立中央図書館 館長)
当日会場へお越しください
フォーラムタイトル :

デジタルアーカイブで地域活性化!
~他機関との連携から予算獲得のノウハウまで~

11月11日(水)10:00~11:30 / 第2会場(アネックスホール202)/ 主催:株式会社図書館流通センター

ADEAC

浜松市文化遺産デジタルアーカイブ 「徳川十六将図」(浜松市博物館所蔵)

ご案内

自治体において地域資料をデジタル化し発信することの有効性が注目されています。しかしながら、そのための予算獲得・事業化には依然高い壁があるようです。一方で他機関と上手く連携し、外部資金をも活用して、着実に事業を進めているところもあります。今回はその代表として3名の方をお迎えし、より具体的に事業計画や資金調達のノウハウをお話しいただきます。
デジタルアーカイブを計画・実行中の図書館のご担当のみならず、地方創生に関わるすべての方にお勧めします。

パネリスト
新谷良文(市立釧路図書館長)、宮坂勝利(東京都瑞穂町図書館長・郷土資料館主管課長)、吉田佐織(浜松市立中央図書館 郷土資料室主任)
司会
田山健二(TRC-ADEAC株式会社 代表取締役)
当日会場へお越しください
フォーラムタイトル :

脇明子さんに聞く 10代を育てる読書の力
~実践から見えてきた図書館にできること~

11月11日(水)13:00~14:30 / 第2会場(アネックスホール202)/ 主催:株式会社図書館流通センター

10代を育てる読書の力
ご案内

一般的に「読書はこどもの心を豊かにする」と言われているが、果たしてその理由を説明できる大人がどれ位いるのだろうか。また図書館離れが著しい10代に向けた図書館サービスは、実際にどのような意味をもたらしているのだろうか。
本フォーラムでは『読む力は生きる力』の著者で翻訳家の脇明子氏を講師に迎え、相模原市立橋本図書館のYAサービス、海老名市の学校図書館支援の事例報告を交えながら「10代を育てる読書の力」の本質に迫ります。

講師
脇 明子(翻訳家・評論家・岡山子どもの本の会代表)
発表者
笹原 悠(相模原市立橋本図書館 YAサービス担当)、松田 彰(海老名市立有馬図書館 館長)
ゲスト
井上孝子(相模原市立橋本図書館 館長)、ほか
司会
大河原礼子(相模原市立図書館 統括責任者)
お申込みは終了しました
フォーラムタイトル :

図書館のイノベーションデザイン
もう”図書館”では社会の変化に対応できない 長崎市立図書館の挑戦2015
~Library から Liferary 本のある場から生活のある場へ~

11月11日(水)15:30~17:00 / 第2会場(アネックスホール202)/ 主催:株式会社図書館流通センター

図書館のイノベーションデザイン

長崎市立図書館(長崎県)

ご案内

第16回図書館総合展では、現在の図書館のあり方に危機を感じ、職員研修と意識づけの取り組みの実践を報告した。今回は、その継続として、地域再生のために図書館にできることは、「人の底上げ」による「社会の底上げ」であると捉え、「知」でつながる多様な長崎の実現を目指し、人と人とのつながりを大切にすることで、チームと人を育て、文化を育て、そして社会を培う。図書館における市民との対話からつくり出す自律的な自己評価手法と、組織文化のデザインを報告する。後半は、長崎市立図書館関係者と参加者による対話。

講演者
下田富美子(長崎市立図書館運営総括責任者)
対話者
瀬戸英輔(図書館事業責任者の立場として)、黒岩綾香(図書館司書として)、大串眞貴子(図書館司書として)、平野隆(外部から協力するデザイナーとして)、参加者全員
進行
三浦健次(ファシリテーター/株式会社メタデザイン)
お申込みは終了しました
フォーラムタイトル :

「保育×図書館=ん?」 ~地域のつながりを生む新しい図書館のカタチ~

11月12日(木)10:00~11:30 / 第2会場(アネックスホール202)/ 主催:株式会社図書館流通センター

八千代市立中央図書館(千葉県)

ご案内

「もしも保育士がいる図書館だったら」~あれから一年。いくつかの試みの報告と課題。図書館は、豊かな子育て環境実現への第一歩を踏み出そうとしています。開かれた地域の子育て拠点のひとつとして、そして未来を担う子どもたちの笑顔のために。図書館は、2030年の人口ピラミッド図を変えられるか?

講師
村井尚子(大阪樟蔭女子大学 児童学部 教授)、山本一成(大阪樟蔭女子大学 児童学部 講師)
司会
原田浩子(株式会社明日香代表)
 
当日会場へお越しください
フォーラムタイトル :

「公共施設」としての図書館とは
~「地方創生」と「公民連携」の視点から考える~

11月12日(木)13:00~17:00 / 第2会場(アネックスホール202)/ 主催:株式会社図書館総合研究所/共催:株式会社図書館流通センター

ご案内
  • 老朽化する公共施設~「公共施設等総合管理計画」は面積縮小だけでこと足りるのか?
  • 消滅する自治体~まちの持続性確保に向けて地域政策の核をどうつくっていくのか?
  • 問い直される公民連携~指定管理者制度の効果は行政コストの削減にとどまるのか?

高度成長期以降に整備された公共施設等が一斉に老朽化、これに人口減少局面でどう対応していくかは、これからの日本社会が抱える大きな課題の一つです。すでに多くの自治体では「公共施設等総合管理計画」の策定・推進が、面積縮小等を軸に展開されています。また、そうした公共施設が依って立つ地域社会そのものの持続性確保に向けて、「まち・ひと・しごと創生」が提示されています。地域資源を活かしつつ、地方にしごとをつくり、地方への新しいひとの流れをつくり、時代に合った地域をつくる取り組みが開始されようとしています。

これらの課題に的確に解を見出し具体化していく上で、従来の縦割りの思考を超えて、財政健全化と地域経済活性化、高齢化対応とまちの持続性確保など、一見、相反する要請に共に応えていく途が不可欠であることは、「成功」事例の多くが物語るところです。それでは、こうした「二兎を追う」戦略は何によって可能となるのでしょうか。また、地域政策のコアや地域ネットワークのハブを想定したときに、図書館にはどんな可能性があるのでしょうか。

今回のセミナーでは、公共施設とそこで展開される公共サービスについて、「地方創生」と「公民連携」の最前線からの報告を交えながら、そのあり方を問い直し、これからの地域づくりのコアとしての可能性や、最適化に向けたマネジメント手法等について考えます。

講師
南 学(東洋大学客員教授)、佐藤勇悦(岩手県紫波町生活部部長)、打保秀一(岐阜県高山市図書館館長)
お申込みは終了しました
フォーラムタイトル :

分類フォーラム
第一部:ヒトはつい、分類してしまう生き物だった
    ~「分類思考の世界」の著者が語る分類のあれこれ~
第二部 前半:「日本十進分類法(NDC)」新訂10版の概要 ~何がどう変わったのか~
第二部 後半:NDC新訂10版へのTRC MARCの対応

11月12日(木)13:00~17:00(第1部 13:00~14:45/第2部 15:00~17:00) / 第10会場(会議センター501)/ 主催:株式会社図書館流通センター

ご案内

第一部:私たち人間は日常生活の中で身の回りのものを無意識のうちに「分類」してしまうように生まれついています。多様なものを分類し系統だてることは生きていく上でどうしても避けて通れません。たとえば生物を分類したり、図書を分類するとき、私たち人間のもつ本能的な分類慾望が知らず知らずのうちに作動しています。それでは、そのような分類の背後にある論理とは何でしょうか。
「正しい分類」とははたして可能でしょうか。今回の講演では分類をめぐるさまざまな話題を提示したいと思います。

第二部 前半:NDC新訂10版で何がどう変わったのか、その改訂概要を中井万知子 日本図書館協会分類委員会 委員長にお話しいただきます。

第二部 後半:NDC10版にTRC MARCがどのように対応していくのか、TRCデータ部からお話しさせていただきます。

講師
第一部:三中信宏(国立研究開発法人農業環境技術研究所/東京大学大学院農学生命科学研究科)
第二部前半:中井万知子(立正大学/日本図書館協会分類委員会委員長)
報告
第二部後半:株式会社図書館流通センター データ部
当日会場へお越しください
フォーラムタイトル :

電子図書館サービスから考える情報アクセシビリティ
~図書館運営の現場が障害者差別解消法に備えるために~

11月12日(木)15:30~17:00 / 第1会場(アネックスホール201)/ 主催:大日本印刷株式会社/株式会社図書館流通センター

ご案内

来春に控えた「障害者差別解消法」をきっかけに、情報アクセシビリティへの様々な取り組みに期待が寄せられています。
電子図書館サービス「TRC-DL」が提供する電子書籍には、アクセシブルなWebサイト設計や自動読み上げ、音声や動画を組み入れたコンテンツなど、アクセシブルな情報環境について考えるための具体的な話題が多く含まれています。
本フォーラムでは、図書館運営の現場が同法、さらには開かれた情報アクセシビリティへ備えるためのヒントを議論します。

コーディネーター
盛田宏久(大日本印刷株式会社hontoビジネス本部教育事業開発ユニット企画開発第2部部長)
パネリスト
江山規子(萩市立萩図書館 副館長)、渡辺英明(株式会社筑摩書房 編集局編集情報室部長)、植村 要(立命館大学 グローバル・イノベーション研究機構専門研究員)
当日会場へお越しください