TRC-ADEAC主催フォーラム「学校はいま、図書館の支援を求めている ~地域資料のデジタル化が拓く図書館の未来~」を開催します
いま、学校では、新学習指導要領において図書館と連携して地域の文化遺産を尊重する態度を育むことや、多様な地域資料などを活用した探究的な学びの実現が求められています。また、GIGAスクール構想やコロナ禍で重要性が顕在化したオンライン学習においても、ICTを用いて多様な資料を学習に接続させる需要が高まっています。
このような学びの実現には、地域の図書館の支援が欠かせません。図書館による学校教育の支援は、これまでも様々な取り組みがされてきましたが、地域資料を先生や子どもたちに直接提供する手段は限られていました。しかし、図書館で収集している地域資料をデジタルアーカイブで公開し、だれでも、いつでも利用可能な環境を作ることで、学校での活用が容易になり、子どもたちの深い学びに役立てることができます。
このフォーラムでは、普段からデジタルアーカイブの地域資料を活用した授業を行っている先生に、学校現場の目線から図書館との連携についての先進事例をご紹介いただきます。そして、図書館は具体的にどのような支援ができるのか、図書館DXを担うデジタルライブラリアンには何が求められているのか皆さんと考えていきます。
学校の先生は、図書館からの地域資料の提供を待っています!
登壇者プロフィール
- 井上 透(いのうえ・とおる)
- 岐阜女子大学・大学院教授、特定非営利活動法人デジタルアーキビスト資格認定機構常務理事・事務局長。国立科学博物館参与、国立諫早青少年自然の家所長を経て現職。専門は教育情報学、博物館情報論、デジタルアーカイブ。著書:『新版デジタルアーキビスト入門』(共著、樹村房、2019年)、『デジタルアーカイブ・ベーシックス3』(監修・共著、勉誠出版、2020年)、『発信する博物館』(共著、ジダイ社、2021年)等。
- 大井 将生(おおい・まさお)
- 東京大学大学院情報学環特任研究員/TRC-ADEAC特任研究員。公立高等学校教諭を経て、現在は「デジタルアーカイブの教育活用」をテーマとして小中高での実践的な研究に従事。
専門は情報学、教科教育学。受賞歴に2020年デジタルアーカイブ学会学会賞(学術賞)、2022年デジタルアーカイブジャパン・アワード等。
論文に「ジャパンサーチを活用した小中高でのキュレーション授業デザイン: デジタルアーカイブの教育活用意義と可能性」,デジタルアーカイブ学会誌, 2020, Vol.4, No.4, p.352-359. 等。 - 宮田 諭志(みやた・さとし)
- 成城学園初等学校 社会科教諭。公立小学校、東京学芸大学附属小学校を経て現職。専門は社会科教育。ジャパンサーチを活用したキュレーション学習モデルの開発に、実践者として関わる。
開催日時 | 2022年11月04日(金) 15:00 ~ 16:30 |
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開催方法 | Zoomミーティング |
主催 | TRC-ADEAC株式会社 特定非営利活動法人日本デジタルアーキビスト資格認定機構 |
事前申し込み要不要 | 必要 |
定員 | 200人 |
お申し込みはこちらから
https://ws.formzu.net/fgen/S60400396/関連サイト
お問い合わせ先
TRC-ADEAC株式会社
〒112‐0012 東京都文京区大塚三丁目1番1号
電話:03‐3943‐7124
E-mail:info-trc-adeac●trc.co.jp
※メールをお送りいただく際は、上記メールアドレスの「●」を「@」に置き換えてください
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掲載:2022.10.20