2021年3月10日(水)に、当社稲岡、林の2名にて新地町へ訪れ、佐々木教育長へ目録を贈呈いたしました。
また、教育長と町役場職員の方々とともに、早期の復旧を目指したいとの方針や、地震前から行われていた施策について、意見交換をさせていただきました。
1日も早く、みなさんが安心して図書館を利用できる日がくることを願っています。
福島県の新地町図書館へ図書館用品を寄贈しました
株式会社図書館流通センター(以下TRC)は、2021年2月13日(土)に発生した福島県沖地震で被災した新地町図書館に、約30万円分の図書館用品(ブックトラック3台・展示用のイーゼルやスタンド)を寄贈いたしました。
新地町図書館は建物への被害が大きく、復旧時期の見通しが立っていないため、自治体では図書館内の視聴覚室に一部図書を移動させ、臨時図書館を立ち上げる方針を決定されました。


図書館の破損状況
臨時図書館
臨時図書館は、約8万冊の蔵書のうち2千冊を移動。更に、貸し出しされている資料約1千冊を加えた3千冊を順次入れ替え、利用者の貸し出し需要に対応していくとのことでした。地震から3週間後の3月9日(火)に大急ぎで立ち上げられた臨時図書館ですが、非常にすっきりとした落ち着いたレイアウトになっています。利用者の方の来館も多く、やはり図書館の開館を待ち望まれている方が多いのだと実感しました。

臨時図書館

TRC寄贈のブックトラックほか
目録贈呈の様子

教育長室にて目録贈呈が行われました