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「デジタル・アーキビスト資格取得講座」をオンライン講座で開催します

デジタル・アーキビスト資格取得講座(社会人対象。特定非営利活動法人日本デジタルアーキビスト資格認定機構、TRC-ADEAC株式会社共催)を、3月に開催いたします。全5日間となります。

デジタル・アーキビストとは

デジタルアーカイブ制作能力のある者
準デジタル・アーキビストとしての能力を基礎として一連のデジタルアーカイブの制作・実施ができ、運営も含めて責任をもって対処できる専門性をもつ人材。
資格取得者数
697名(2020年3月31日現在)
資格取得のメリット
  1. 情報化社会において増大するデジタルデータを適切に扱うために必要な能力や技術を身に付けることが出来る。
  2. 情報の記録・保存・管理・利用についてだけではなく、著作権など知的財産権、肖像権、個人情報保護に配慮した体系的な通信・ネットワーク・セキュリティなど、ITに関する要素を理解する能力、操作する能力が身に付くと共に、インターネット活用が手軽になりそのリスク管理が重要視される現場で必要となるスキルを身に付けることが出来る。
  3. 資格を取得したことにより、メタデータ(目録データ)の構成、多様なデジタル撮影の方法、デジタル化して資料の公開・利活用の方法が的確に行えることが出来る。
  4. 企業・博物館・図書館などの入札条件としてデジタル・アーキビスト資格者の所属が求められる。

現在、たくさんのデジタル・アーキビストが、博物館、図書館、教育機関、自治体、企業等でご活躍しています。
忙しい社会人の方に向けた、5日間のオンライン講座です。ぜひご参加ください。

日程

2021年3月 6日(土)

2021年3月 7日(日)

2021年3月13日(土)

2021年3月14日(日)

2021年3月20日(土)

各日とも9:00~17:00の間で講座を設定いたします。(予定)

内容(予定)

デジタルアーカイブ概論・メディア論
講師:井上 透 (デジタルアーカイブ学会理事)
  1. デジタルアーカイブとは何か
  2. デジタルアーカイブの現状と未来
デジタルアーカイブ概論・メディア論
講師:和田一美(ヤマハ発動機)
  1. 企業デジタルアーカイブ開発の現状
知的財産と著作権
講師:吉川 晃(大学プロスタッフ・ネットワーク理事長、元筑波大学副学長)
  坂井 知志(デジタルアーカイブ学会理事)
  1. 著作権の概要
  2. 著作権グループワーク
  3. 肖像権
  4. 個人情報
  5. 肖像権
  6. 意思表示システム
計画と資料の収集(参加者が調査し発表)
講師:坂井 知志(デジタルアーカイブ学会理事)
  1. 講義
  2. 計画書の作成
  3. 契約書の作成
計画と資料のデジタル化 デジタルアーカイブメディア論
講師:江添 誠(国士舘イラク古代文化研究所)
  1. ①デジタル技術と撮影計画の作成の基礎
  2. ②撮影計画の実践(位置情報含む)
  3. 撮影記録の基礎
  4. デジタルカメラの使い方、デジタル化の留意事項
デジタルアーカイブの現状
講師:武田 剛朗(大網白里市教育委員会 生涯学習課)
  1. デジタルアーカイブと地域の活性化 ~大網白里市の実践~
デジタルアーカイブメディア論
講師:吉見俊哉(デジタルアーカイブ学会代表代行、元東京大学副学長)
  1. デジタルアーカイブ社会とは
  2. MULUI連携とデジタルアーカイブ
デジタルアーカイブ文化論
講師:福島幸宏(東京大学大学院情報学環特任准教授)
  1. デジタルアーカイブの政策と実践
最新DA化技術紹介
講師:長丁 光則(東京大学大学院特任教授)
  1. 最新DA化技術紹介
デジタルアーカイブの利活用
講師:大井将生(東京大学大学院学際情報学府)
  1. 小学校・中学校・高校でのデジタルアーカイブの活用方法
デジタルアーカイブの現状
講師:石間 衛(TRC-ADEAC株式会社)
  1. デジタルアーカイブの最新事例と技術(ジャパンサーチ・IIIFを含む)
目録作成の基礎知識
講師:横山明子(株式会社図書館流通センター)
  1. 目録作成の基礎知識
画像加工概論
講師:入江真希(TRC-ADEAC株式会社)
  1. 資料のスキャンと編集ソフトを使用したデジタルデータの加工
アーカイブ公開への基礎知識
講師:森 俊輔(TRC-ADEAC株式会社)
  1. デジタルアーカイブにおけるアクセシビリティの確保
  2. WEBページ作成の基礎知識
実習(以下のいずれかから選択)
目録作成
画像加工
WEBページ作成
認定試験
デジタル・アーキビスト資格認定試験

会場

オンライン講座。配信プラットフォームはzoomを利用いたします。

開催について

zoomを使用するため、リアルタイムでの視聴閲覧環境が必要です。
課題、グループワーク、試験を実施するため、パソコンが必須となります。

お申し込み

受講対象者

以下のいずれかの実務経験等がある方を対象者とします。
今後のお仕事でデジタルアーカイブに関する実務を希望する方は、(6)をご検討ください。

  1. 「準デジタルアーキビスト」資格取得者
  2. 社会人としてデジタルアーカイブなどに関する経験がある人
    2についての(例)
    (1)デジタルアーカイブ制作に関する実務経験がある人
    (2)博物館・美術館・図書館の実務経験がある人
    (3)その他の施設で資料の収集・保管・調査研究・利用等の実務経験がある人
    (4)国や自治体、企業においてデジタルアーカイブに関する実務経験がある人
    (5)権利処理などデジタルアーカイブに関係する分野の知識・経験がある人
    (6)その他、社会人としての一定の経験があり、事前に運営委員会が示す学習を行うことが可能な人
  3. また、お申し込み時に記載いただいた内容については、受講資格の判定を講師などで構成される運営委員会で審査を行い、受講資格が認められた方には、今後の手続きについてご連絡いたします。

定員 30名。定員になり次第受付を終了いたします。(申込者が10名以下となった場合、講習会を中止する場合があります。)
受講料 受講料100,000円 認定試験料10,000円
テキスト 『デジタルアーキビスト入門』 岐阜女子大学デジタルアーカイブ研究所編
発行所:株式会社樹村房
2019年4月25日発行
本体1,000円+税
ISBN978-4-88367-323-0 B5判 76頁
申込方法 詳細はTRC-ADEAC株式会社のページをご確認ください。(2月15日申込締切)
手続きについて 受講資格の可否は2月19日までにご連絡いたします。あわせて今後の手続きについてご案内いたします。
お問合わせ先
TRC-ADEAC株式会社(日本デジタルアーキビスト資格認定機構指定養成機関)
〒112-0012 文京区大塚3-1-1
E-mail:da●trc-adeac.co.jp
※メールをお送りいただく際は上記メールアドレスの「●」を「@」に置き換えてください。
お問い合わせは、すべてメールにてお願いいたします。

掲載:2021.01.25