- 2020.03.23
「日本ラグビーデジタルミュージアム」がデジタルアーカイブ学会 第2回学会賞「実践賞」を受賞
TRC-ADEAC株式会社のデジタルアーカイブシステム「ADEAC(アデアック)」(※)で公開している「日本ラグビーデジタルミュージアム」(日本ラグビーフットボール協会)が、デジタルアーカイブ学会第2回学会賞「実践賞」を受賞しました。
受賞理由として、2019ラグビーワールドカップ日本大会開催にあわせ、日本ラグビーのこれまでの道のりを世界へ発信したことが、デジタルアーカイブの新しい展開として注目される事例だと述べられています。
※ADEAC(アデアック):デジタルアーカイブを検索・閲覧するためのクラウド型プラットフォームシステム
受賞理由 全文
「2019年に行われた2019ラグビーワールドカップ日本大会で日本代表はベスト8を獲得した。その背景には、練習や試合の状況を記録した膨大な映像やデータを適切に分析し、チームに適切にフィードバックすることで、選手の特性把握やより効率的な練習プログラムの作成、さらに実践におけるプレー予測や試合中での戦術変更に活かすなど、アーカイブされたデジタルデータの適切な活用がある。また、大会への準備過程のなかで、貴重な書籍や雑誌、写真、新聞スクラップなどの資料を整理し、「日本ラグビー・デジタルミュージアム」を構築して、日本ラグビーのこれまでの道のりを世界へ発信した。これらの活動は、デジタルアーカイブの新しい展開として注目される事例と言えるため、デジタルアーカイブ学会実践賞を授与する。」デジタルアーカイブ学会サイトより
http://digitalarchivejapan.org/about/awards/2ndawards/2ndawardee/2nddetail
デジタルアーカイブ学会賞の趣旨について
「デジタルアーカイブ及び学会活動に寄与した活動を称揚することによって、デジタルアーカイブ及びデジタルアーカイブ学会(JSDA)への社会的関心を高めるとともに、学会活動の発展に資する。」
デジタルアーカイブ学会サイトより
http://digitalarchivejapan.org/about/awards/2ndawards/2ndawardee
ADEAC®(アデアック)について
ADEAC®(アデアック)はTRC-ADEAC株式会社が制作・運営する、デジタルアーカイブの検索・閲覧を行うためのプラットフォームシステムです。
機関数 | 全国104機関 |
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目録(メタデータ)数 | 81,738件 |
画像データ数 | 38,710件 |
本文テキストデータ数 | 86,029件 |
本文テキスト:史資料のテキストデータのこと。WEBページ1画面を1件とカウントしています。
※ADEAC®:A System of Digitalization and Exhibition for Archive Collections の略。
本システムのデジタル化・検索等の方式は、2010(平成22)年~2012(平成24)年度における東京大学史料編纂所社会連携研究部門「図書館等所蔵資料の調査・整備研究」の成果に基づいています。
TRC-ADEAC株式会社について
住所 | 〒112-0012 東京都文京区大塚三丁目1番1号 |
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設立 | 2012年10月23日 |
代表取締役社長 | 田山 健二 |
事業内容 | デジタルアーカイブシステムADEACの運用、デジタルデータの作成、デジタル化したアーカイブ資源を用いた商品の企画・制作及び販売や自治体史の編さん支援を行っています。 |
株式会社図書館流通センターについて
住所 | 〒112-8632 東京都文京区大塚三丁目1番1号 |
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設立 | 1979年12月20日 |
代表取締役社長 | 細川 博史 |
事業内容 | 図書館総合支援業務、書誌データベース(TRC MARC)作成・販売、図書館向け装備付図書等の販売、図書館運営業務(業務委託・指定管理者等による図書館の運営・管理)と、データベースから物流、図書館運営までワンストップで図書館総合支援を行っています。 |
<お問い合わせ先>
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掲載:2020.03.23