TRCスタッフで北九州市立八幡図書館に勤務する富原まさ江さんが翻訳した本が出版されます

2019年2月9日(土)から渋谷のbunkamuraザ・ミュージアムにて、4月27日(土)からは大阪のあべのハルカス美術館にて、「クマのプーさん」展が開催されます。
E.H.シェパードにより鉛筆で描かれたプーさんの原画はイギリスのヴィクトリア・アンド・アルバート(V&A)博物館に世界最大規模で所蔵されており、このたび「クマのプーさん展」として日本で公開される運びとなりました。
展覧会では、オリジナルのスケッチ、写真、思い出の品々、原稿、手紙などが公開されます。貴重な資料でプーさん誕生の秘密に迫ります。
今回の展覧会に合わせ、V&Aが制作した公式図録を、TRCスタッフで北九州市立八幡図書館に勤務する富原まさ江さんが翻訳しました。初版の原画や、原稿・書籍からの引用などをふんだんに盛り込んだ『 クマのプーさん原作と原画の世界 』を読めば、クマのプーさん人気が衰えない理由がおわかりいただけるでしょう。
富原さんによると、「図録とはいえとても読み応えのある内容ですので、多くの方に手に取っていただけたら嬉しいです」とのことです。
クマのプーさん 原作と原画の世界 A.A.ミルンのお話とE.H.シェパードの絵
- 価格:2,700円(税別)
- アンマリー・ビルクロウ、エマ・ロウズ 著
- 日本語版監修:(公財)東京子ども図書館 阿部公子
- 翻訳:富原まさ江
- 発行:株式会社玄光社
目次
- 序文
- はじめに
- 第1章 さて、お話ははじまります
- 第2章 プー、本になる
- 第3章 物語る術: A.A.ミルン
- 第4章 物語る術:E.H. シェパード
- 第5章 物語る術:文章と絵の融合
- 第6章 世界中で愛されているクマ
- 関連図書
- 謝辞
- 索引
「クマのプーさん」展
東京会場(Bunkamura ザ・ミュージアム):2019年2月9日(土)~2019年4月14日(日)
大阪会場(あべのハルカス美術館):2019年4月27日(土)~2019年6月30日(日)
詳細は「クマのプーさん展」公式サイトへ。
- 関連リンク
- 『クマのプーさん 原作と原画の世界 A.A.ミルンのお話とE.H.シェパードの絵』hontoサイト
- 『クマのプーさん 原作と原画の世界 A.A.ミルンのお話とE.H.シェパードの絵』amazonサイト
掲載:2019.01.18