図書館で借りた本の感想をTwitterで呟く人もいれば、ブログで書評を書いて、最後にAmazonの購入ページを添付してくださる方もいます。
図書館の貸し出しは、書籍の売り上げに直結します。
図書館で出会って、手元に置いておきたくて購入した本は、これまでたくさんあります。
子供の頃から、ずっとお世話になりっぱなしです。
恩は必ず返します。これからも宜しくお願い致します。
キングコング西野様のブログ『全国の図書館職員の皆様へ』より引用
キングコング西野様のブログ『全国の図書館職員の皆様へ』より引用
1979年より図書館に関わる仕事をずっと続けている会社として、また図書館を510館運営・受託している会社として、このように図書館のことを思ってくださるお気持ち本当にありがたく思います。
感謝の気持ちを伝えるため、弊社会長の谷一文子より、西野氏へお手紙を差し上げました。その全文をここに記載します。
西野亮廣様
「全国の図書館員の皆様へ」と題するブログを読み大変感動しています。
図書館の立場を理解し代弁してくださる趣旨の発言は本当に素晴らしいと感じています。
私どもは全国で510館の公共図書館の運営を行っており、7,000名の図書館員が働いております。
図書館の本来の意味が曖昧になりつつある昨今、図書館の存在も遠回りかもしれませんが、出版の貢献に寄与すると信じて運営しております。
「図書館の貸し出しが書籍の売り上げに貢献してくれていることを証明する為に全国5500館に自腹で寄贈する」という西野さんの試みについては、私ども図書館員も様々な形で証明できるよう頑張っていきたいと思っています。
西野さん、本当にありがとうございます。
我々図書館員の力は微力かもしれませんが、文化の継承のためにある図書館の力を信じて邁進していきます。
是非是非、図書館総合展などでも、西野さんの想いをぶつけていただけたらと思います。
株式会社図書館流通センター 会長 谷一文子
お手紙をお送りしたところ、さっそく西野氏から、ブログにご返信のメッセージをいただきました。
キングコング西野様のブログ「図書館流通センター様からお手紙をいただきました。」より引用
私たちもより多くの方々に図書館を通じて本を届けるために、全国の図書館で働くスタッフ7000人ともども、これからも頑張ってまいります。
2017.10.18 図書館流通センター