2016年11月16日(水)『官民協働が拓く地方創生フォーラム』にて韮崎市立大村記念図書館、TRC会長谷一文子が登壇しました
韮崎駅前の韮崎市民センターNICORI
韮崎市のキャラクター「ニーラ」がお出迎え
2016年11月16日(水)13時半より韮崎市民センターNICORIにて『官民協働が拓く地方創生フォーラム』(主催:NPO法人地域資料デジタル化研究会、共催:総務省関東総合通信局、関東ICT推進NPO連絡協議会)が開催されました。
初めに主催者であるNPO法人地域資料デジタル化研究会(以下、デジ研)理事長の小林是綱氏より、開会の挨拶がありました。小林氏は2003年の地方自治法改正により、指定管理者の運営として行政の施設に民の力が使用できることになった経緯に触れ、デジ研が指定管理者として運営している山中湖情報創造館が図書館の指定管理者第一号であったこと、2005年には館長をしていたことなどを話されました。それから10年が経過し、近年では非常に多くの施設が指定管理者制度にて運営されていること、また今回のフォーラムで、山梨県内の指定管理者運営事例について聞くことができる旨を語られました。
ちなみに小林是綱氏は、以前TRC社員として岩手県立図書館の指定管理者運営で統括責任者をしていただいた御縁があります。
フォーラム会場
NPO法人地域資料デジタル化研究会の小林是綱理事長
その後、総務省関東総合通信局長の髙崎一郎氏、韮崎市副市長の水川秋人氏の挨拶を経て、山梨県副知事の新井ゆたか氏により基調講演『女性の力が山梨の未来を拓く』が行われました。
新井氏はまず、山梨県内の数々の施設を運営している指定管理者に感謝の意を述べられ、「指定管理者を入れて悪くなったという例はあまり聞かない」とし、「民間の細やかな心遣いに感謝するとともに、官で行われてきた運営がどのようなものであったか、身にしみて考えてしまう」と話されました。また、数々のプレゼンテーション資料によって、山梨県が現在持つ課題とそれに対応する政策、特に女性に活躍してもらうための数々の施策についてわかりやすく語られました。
山梨県副知事・新井ゆたか氏
プレゼンテーション資料
山梨県内指定管理者運営の事例発表では、TRCが指定管理者として運営する韮崎市立大村記念図書館の加藤館長が図書館のさまざまな事例を発表しました。
さまざまな図書館での取り組みのご紹介
また、その後のディスカッション『官民協働を女性の力で切り拓くために』では、TRC会長の谷一文子がゲストとして登壇し、NPO法人ちびっこはうす理事長の内藤香織氏や、笛吹市市民環境部長の鶴田一二美氏とともに、仕事をするうえでの女性ならではの楽しさや苦労などについて語りました。
参加された方々は熱心にメモを取り、真剣に聞き入っておられました。その後の懇親会でもゲスト・開催者・参加者が一体となって韮崎市をよりよくする話し合いを真剣にされていたのが大変印象的でした。
プログラム
13:00~ | 開場 |
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13:30~ | 開会挨拶:小林是綱(NPO法人地域資料デジタル化研究会) 挨拶 髙﨑一郎(総務省 関東総合通信局長) 来賓挨拶:水川秋人 氏(韮崎市副市長) |
13:45~ | 基調講演:『女性の力が山梨の未来を拓く』 山梨県副知事 新井ゆたか 氏 |
14:30~ | 事例発表:(各5分) ・清里 丘の公園(指定管理者:株式会社丘の公園 支配人 伏見勝 氏) ・山梨県フラワーセンターハイジの村(指定管理者:株式会社桔梗屋 取締役総務部長 村松行雄 氏) ・韮崎市立大村記念図書館(指定管理者:株式会社図書館流通センター 館長 加藤博純 氏) ・韮崎市民交流センター NICORI ニコリ(指定管理者:株式会社まあめいく 代表取締役 星野次夫 氏) ・韮崎市子育て支援センターにら★ちび(指定管理者:NPO法人ちびっこはうす 理事長 内藤香織 氏) ・山中湖情報創造館(指定管理者:NPO法人地域資料デジタル化研究会 副理事長 丸山高弘 氏) |
15:00~15:15 | 休憩 |
15:15~ | ディスカッション:『官民協働を女性の力で切り拓くために』
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16:45 | 閉会挨拶 |
17:00 | 終了 |
掲載:2016.12.02