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東日本大震災支援
多数の出版社にご協力いただき
子どもの本 1,000冊を相馬市にお届けしてまいりました(ご報告)

株式会社図書館流通センター(本社:東京都文京区、代表取締役渡辺太郎)は2014年7月2日、東日本大震災で被災した子どもたちの心のケアや情操教育及び学力向上などを目的とする施設「相馬市LVMH子どもアート・メゾン」(福島県)に、子どもの本1,000冊をお届けしてまいりました。多数の出版社のご協力をいただき、ご寄贈いただいた選りすぐりの本に、当社が図書館向けフィルムコートをかけ、7月2日のオープニングセレモニーの場にお届けしてまいりました。

LVMH子どもアート・メゾン
LVMH子どもアート・メゾン
1)内容
フランスを本拠地とする世界的高級ブランドグループであるLVMHモエ ヘネシー・ルイヴィトン・グループが整備資金を提供、建築設計には世界的建築家の坂(ばん) 茂(しげる)氏が携わる相馬市LVMH子どもアート・メゾンが7月2日にオープンしました。その施設に、出版社と共同で、子どもの本1,000冊を寄贈してまいりました。

2)寄贈先
相馬市LVMH子どもアート・メゾン(福島県 相馬市 中村二丁目地内)

3)寄贈した子どもの本 1,000冊
当社の呼びかけにより、次の出版社から本の提供をいただきました。
■あかね書房 ■あすなろ書房 ■アリス館 各出版社から寄贈いただいた子どもの本
各出版社から寄贈いただいた子どもの本
■岩崎書店 ■小峰書店 ■汐文社
■童心社 ■ひさかたチャイルド ■BL出版
■PHP研究所 ■文溪堂 ■文研出版
■ほるぷ出版 ■ポプラ社 ■光村教育図書
■理論社 (50音順)

相馬市教育委員会からのご要望により、すべての本に、図書館向け「フィルムコート(*1)」をかけてお届けします。*1 フイルムコートとは:本の汚れを防ぐために、表面にかける透明なフィルム。

相馬市長・立谷秀清様に図書目録を渡す図書館流通センター会長・谷一文子
4)贈呈のセレモニー
7月2日に「LVMH子どもアート・メゾン オープニング・セレモニー」において相馬市長立谷秀清さまに当社代表取締役会長 谷一(たにいち) 文子(あやこ)から目録を贈呈いたしました。
LVMHモエ ヘネシー・ルイヴィトン・ジャパン代表取締役シリル・ヴィニュロン氏、建築家の坂 茂氏はじめ、多くの方が集い、子どもの本に注目していただくことができました。
5)寄贈のきっかけ
このLVMH子どもアート・メゾンの図書・閲覧室に嘱託として勤務する星紀子さんは震災前、福島県大熊町の学校図書館支援スタッフとして当社が後援する「図書館を使った調べる学習コンクール(*2)」の地域コンクール開催に尽力くださったひとりでした。星さんからの情報により、LVMH子どもアート・メゾンで本の支援が必要なことを当社が知り、相馬市教育委員会の方とご相談のうえ出版社と共に寄贈に協力をさせていただくこととなりました。
東日本大震災で傷ついた子どもたちの心を本の力でケアし、生涯にわたってLVMH子どもアート・メゾンを活用して、夢の実現に役立てていただけることを願っています。
*2 本年で第18回目となる「図書館を使った調べる学習コンクール」(主催:公益財団法人図書館振興財団)を、TRCは第1回目から後援し、図書館を使って主体的に調べ、考える人を応援しています。
全国コンクールだけでなく、全国各地の自治体で、「地域コンクール」が開催されています。この「地域コンクール」開催に参加する自治体は年々増えており、第17回(2013年度)には22都道府県、42の地域で開催されました。