図書館づくりと図書館を通したまちづくりに貢献する図書館流通センター(TRC)グループでは、地域政策を めぐる情報交流・共同研究の場としてセミナー「まちの課題を解決する図書館」を開催しております。今回は、計画から実践へとフェースが変わる公共施設問題を取り上げ、「総論賛成・各論反対」の状況を打開し、「公共施設マネジメント」を機能させていく具体策について考えます。皆様のご参加をお待ち致しております。
日時 | 平成29年2月9日(木)11:00~16:30(12:30~13:30 昼食休憩) |
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会場 | 図書館流通センター本社ホール (東京都文京区大塚3-1-1) Tel.03-3943-2221 東京メトロ 丸の内線「茗荷谷」駅より徒歩1分、春日通りに向かって左手、茶色のビル |
参加費 | お一人様5,000円(税込) 当日、会場受付で頂戴致します。 |
申込 |
定員に達しましたので受付を終了しました。たくさんのお申し込みありがとうございました。 *お申し込み後、ご欠席となる場合には、事前に「お問い合わせ先」まで必ずご連絡ください。 |
公共施設等総合管理計画を軸とした公共施設問題への取り組みが、計画策定を経て、実践し成果を求める段階を迎えています。これまでにも公共施設再配置等に取り組んだ自治体はありますが、総論賛成・各論反対の感は否めず、統廃合等は容易に進まないのが実状です。今回のセミナーでは、こうした状況を突破していくための戦略と具体策について考えます。
(講師)南 学
第1講では、自治体での包括委託の実施はまだ数例に限られますが、部局別の管理体制に横串を刺し、安全管理等に専門的知見を導入し、経費圧縮により次の一手の財源を生み出すなど、実効ある公共施設マネジメントの推進を準備するものとなることを紹介します。
(講師)寺沢弘樹
第2講では、包括委託の進め方について事例を通して紹介するとともに、計画先行型から実践先行型への発想転換の必要性、民間等の知見を吸収しながら事業を形成・展開する方法など、公共施設マネジメントを稼働させ、成果を生み出す実践手法を紹介します。
(講師)松村俊英
第3講では、固定資産台帳、発生主義・複式簿記を前提とした地方公会計制度の整備が、公共施設マネジメントの展開を支援・促進するものとなること、そのためのマネジメント・コントロールに向けた新たな会計情報の活用法とシステム化のあり方を紹介します。
横浜市役所で現場業務からトップマネジメントまでを経験。自治体の各種委員等を数多く務める。著書等に『成功する公共施設マネジメント』、『自治体アウトソーシングの事業者評価』など。月刊『地方財務』に「公共施設マネジメント」連載中。
流山市FM推進室長等を経て現職。流山市ではデザインビルド型事業、包括施設管理業務委託等を展開。一級建築士、CFMJ認定ファシリティマネジャー。2013年、JFMA賞奨励賞受賞。共著に『成功する公共施設マネジメント』など。
銀行員、経済研究所研究員、企業経営者等を経て現職。専門は公会計、管理会計、行政評価。内閣府専門委員、建築保全センター客員研究員等を歴任。著書に『「基準モデル」で変わる公会計』、『公共施設マネジメントハンドブック』など。
TRCセミナー「まちの課題を解決する図書館」 株式会社図書館総合研究所 (担当:島)
〒112-8632 東京都文京区大塚3-1-1
Tel:03-3943-2221 Fax:03-3943-7058 E-mail: shima.yasuyuki@mxh.trc.co.jp