セミナーのお知らせ
TRCセミナー「まちの課題を解決する図書館」

図書館づくりとまちづくりに貢献する図書館総合研究所では、地域政策をめぐる情報交流の場としてセミナー「まちの課題を解決する図書館」を開催しています。2017年第一弾は、予算審議の着眼点や政策議論の勘所、政策条例のつくり方など議会機能の向上に資する情報をお届けします。皆様のご参加をお待ちしております。


『地方議会の監視・政策立案機能をどう高めるか』(全2講)

自治体を取り巻く環境が一段と厳しさを増す中で、議会の真価が問われています。予算の議決・決算の認定・監査の請求など監視機能、条例の制定など政策立案機能のさらなる発揮であり、それにはこれらの前提となる「政策をいかに思考し論じるか」の政策思考力が鍵となります。今回の講座では、地方議会の機能アップに資する情報を、実践例を交えながら紹介します。

日時 【第1講】平成29年1月26日(木)13:00~16:00
【第2講】平成29年1月27日(金)13:00~16:00
会場 図書館流通センター本社ホール (東京都文京区大塚3-1-1) Tel.03-3943-2221
東京メトロ 丸の内線「茗荷谷」駅より徒歩1分、春日通りに向かって左手、茶色のビル
参加費(1講座) お一人様5,000円(税込)  当日、会場受付で頂戴致します。
申込み 受講申込書(217KB)」にご記入の上、Faxでお申込ください。
*お申込受付後、順次、メールにて「出席票」をお届け致します。
*お申込後、ご欠席となる場合には、事前に「お問い合わせ先」まで必ずご連絡ください。

【第1講】政策の考え方・論じ方~2017年自治体政策議論のツボ

地域社会が大きく変化する今日、政策力への期待が高まります。自治体で政策形成や政策実施の質を高めていく上では、押えるべきポイント、外してはならないツボ、また陥りがちなワナもあります。本講では、そうした政策を考え論じる上での要諦と、予算審議等での着眼点、そして2017年以降の自治体を取り巻く政策環境において注視すべき政策動向や課題等について解説します。

講師

宮脇 淳(北海道大学大学院法学研究科教授、同 公共政策大学院教授)

参議院事務局等を経て現職。地方分権改革推進委員会事務局長、総務省第3セクター等のあり方研究会座長、下水道財政のあり方研究会座長、文科省中央教育審議会専門委員等を歴任。著書に『「政策思考力」基礎講座』、『明日の地方創生を考える』等。

【第2講】議員提案政策条例の考え方・つくり方

ある調査によると、全国の市議会で審議される議案のうち、市長提出議案は約90%(うち原案可決約90%)、これに対して議員提出議案は約10%、政策提案に限れば0.2%弱としています。本講では、図書館条例、空き家条例、総合教育会議条例の策定等に携わった経験をもとに、政策条例の考え方・つくり方について紹介し、Law Makerたる議員の政策活動のあり方を提起します。

講師

佐藤 篤(東京都墨田区議会議員)

早稲田大学政治経済学部を経て、同 大学院法務研究科修了(法務博士)。在学中よりポールヘイスティングス法律事務所・外国法共同事業に法令調査職員として勤務。2011年、墨田区議会議員に25歳・全国最年少で初当選、現在2期目。墨田区議会自由民主党副幹事長・政務調査部会長。学生時代よりBBS運動などボランティア活動に従事。

お問い合わせ先

TRCセミナー「まちの課題を解決する図書館」 株式会社図書館総合研究所 (担当:島)
〒112-8632 東京都文京区大塚3-1-1
Tel:03-3943-2221  Fax:03-3943-7058  E-mail: shima.yasuyuki@mxh.trc.co.jp